Lucent と Alcatel、米仏通信ソリューション大手が合併へ米国の通信ネットワーク ソリューション大手 Lucent Technologies (NYSE:LU) とフランスの通信ネットワーク ソリューション大手 Alcatel (NYSE:ALA) は2日、両社が合併することで最終合意に達したと発表した。
発表によると、今回の合併により、250億ドル規模の売上と、業界最大の無線/有線ネットワーク製品およびサービスを備えた、真の世界的な通信ソリューションプロバイダが、初めて誕生するという。 Lucent の CEO (最高経営責任者) Patricia Russo 氏は3日の記者会見で、次のように述べた。「今回の発表は、通信ネットワーク ソリューション業界のほか、両社および両社の顧客と従業員にとって、決定的に重要な出来事だ。合併は対等なもので、(合併成立により) 双方の市場における今後のあらゆる課題に対処できる」と述べた。 合併については、両社取締役会が承認済みで、規制当局および株主の承認を経て6か月ないし12か月間で手続きを完了する見通しだ。合併にあたり、Lucent 株1株を Alcatel 株0.1952株と交換する。合併後の株式比率は、Alcatel が60%、Lucent が40%で、新会社はフランス拠点の企業となる。新会社の CEO には、Russo 氏が就任する。 Russo 氏は「合併に困難が付き物だということは承知している」と述べた。両社は、合併が「著しい相乗効果を生み出し、両社の株主に多大な価値をもたらす」と確信している。 同氏は、社風の統合方法や、どちらが人員削減の痛みを負担するのかとの質問に一部答え、両社の全従業員約8万8000人のうち、およそ10%を削減する見込みと述べた。 おりしもフランスではここ数週間、若者の解雇に対する規制を緩和して、若年雇用に弾みをつけようという同国政府の『初期雇用契約』(CPE) 修正方針に反発し、何十万人もの労働者や学生がデモを行なっている。これは、フランス企業が大量解雇を行なう際、いかに困難を伴うかを示すものだ。 なお Russo 氏によると、新会社がフランス企業になる点に関連し、Lucent が米国政府と結んでいる軍事契約について、同事業を行なう米国子会社を合併に伴い新設するという。 Alcatel の CEO、Serge Tchuruk 氏は合併の動機として、企業としての成長、業界における競争の高まり、次世代のネットワーク/サービス/アプリケーションといった市場機会の利用、著しい相乗効果の創出を挙げた。 関連記事 最新トップニュース
|
|