![]() ![]() ![]() ![]() Nortel、「市場シェア20%未満の事業から撤退」の意向この記事のURLhttp://japan.internet.com/finanews/20060410/12.html
著者:Clint Boulton
海外internet.com発の記事
大手ネットワーク機器メーカー Nortel Networks (NYSE:NT) の CEO (最高経営責任者) Mike Zafirovski 氏は先ごろ、ワイヤレス見本市『CTIA Wireless 2006』(4月5日-7日) で記者会見し、市場シェアが20%に満たない事業からの撤退を検討すると発表した。
Zafirovski 氏は、どの事業が該当するかについて特定はしなかったが、自社の業績が最近数年間、芳しくないことを率直に認めた。同氏は昨年11月に社長兼 CEO に就任後、決算関連の電話会見を除き、これまで公の場に現われることがほとんど無かった。同氏は昨年1月まで Motorola の社長兼 COO (最高業務執行責任者) を務めた経歴を持つ。 記者会見で Zafirovski 氏は、Nortel が1998年以来、1度も収支バランスのとれた良い決算を行なっていないと述べ,次のように指摘した。 「わが社の業務執行能力は、一部の分野では優れているが、全体的に見ると平均かそれ以下だ。企業として運営するには複雑すぎる状態になっている。事業対象や顧客対象が多すぎる。その結果、多くの分野で思うような業績をあげていない」 Nortel は、会計スキャンダルがあったことを受けて、業績を詳しく再調査中だ。 その調査の中で、売上が実際よりも早く計上されていた事例を発見したことから、同社は先月、2003年から2005年までの決算およびそれ以前の一部決算を修正すると発表した経緯がある。 Zafirovski 氏によると、社内の6チームが「事業変革」遂行方法を検討しており、CMO (最高マーケティング責任者)、CTO (最高技術責任者)、および部門担当社長2-3名を採用する予定だという。 Zafirovski 氏は、Nortel が、2009年までに営業利益を15億ドルに増やし、より強力なコーポレートガバナンスを通じて収支を改善することを目指していると言い、次のように述べた。 「わが社はかつて偉大な会社だった。再び偉大な会社になることは不可能でない」 Zafirovski 氏は、VoIP、IP Multimedia Subsystems (IMS) および WiMAX など、Nortel で好調な技術分野の事業を通じて同社の「変革 DNA」の強化を目指す、と語った。 そして、同社単独あるいは提携企業からの支援を受けても市場シェア20%を獲得できなかった事業については、今後3年ないし5年以内に撤退する意向だと述べた。市場シェアが20%に満たない事業は、同社の売上の65%を占めているという。 |