EMC の第1四半期決算、売上は増えるもアナリスト予測に届かず情報システムベンダーの EMC (NYSE:EMC) は20日、第1四半期決算を発表した。GAAP ベースの純利益は2億7250万ドル (希薄化後1株あたり11セント) で、前年同期の2億6980万ドルからわずか1%の増加にとどまった。
第1四半期の売上は25億5000万ドルで、前年同期の22億4000万ドルから14%増となったが、アナリスト予測には届かなかった。Thomson Financial のアナリストらは、25億8000万ドルと予測していた。 EMC の CEO、Joe Tucci 氏は電話会見で、第1四半期の売上増について、同社のハイエンド ストレージシステム『Symmetrix DMX-3』、仮想化ソフトウェア『VMware』、コンテンツ管理ソフトウェア『Documentum』、リソース管理ソフトウェア『Smarts』が牽引材料になった結果と語った。 事業別の業績を見ていくと、容量数千テラバイトの階層型ストレージ環境を構築できる DMX-3 の好調を受け、第1四半期のシステム事業売上は前年同期比で約20%と大幅に増加し、12億2700万ドルとなった。 ソフトウェア ライセンスおよびソフトウェア メンテナンス事業 (ソフトウェア事業) の売上は、前年同期比11%増の9億2500万ドル、業務サービス/システムメンテナンス/その他サービスの売上は、前年同期比6%増の3億9600万ドルだった。 四半期毎の業績推移傾向からすると、第1四半期は EMC にとって、もっとも業績の上がらない四半期だ。Tucci 氏はそれを認めながらも、売上をさらに2000万ドルから4000万ドル上乗せできなかったことが期待はずれだったと述べた。この金額が上乗せできていれば、同社の売上見通し範囲に入るはずだった。 Tucci 氏は売上が伸びなかった原因として、想定外の在庫過剰と、前年同期比で21%も落ちたバックアップ/アーカイブソフトウェア ライセンス売上の不振を挙げた。また、日本を含むアジア太平洋地域における事業も停滞しており、前年同期比でわずか1%の成長にとどまっている。 関連記事 最新トップニュース
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