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Hyperion、データ統合ソフトウェアの Upstream を買収ビジネスパフォーマンス管理ソフトウェア大手 Hyperion Solutions (NASDAQ:HYSL) は20日、データ統合ソフトウェア会社 Upstream Software (株式非公開) を買収することで両社が合意に達したと発表した。Upstream は、複数の拠点と複数の情報ソースシステムおよび複雑なデータ変換要件を持つ企業や機関向けの、データ統合ソリューションを提供している会社だ。両社は2002年以来、提携関係にある。
買収の金銭的条件は、明らかにされなかった。 Hyperion は声明の中で、Upstream のデータ統合管理ソフトウェア『WebLink DM』を特筆し、何百という企業の会計責任者が同ソフトウェアを使って、データの品質と精度の向上および維持していると記している。なお、Hyperion はこの買収発表と同じ20日、2006会計年度第3四半期 (1-3月期) 決算を発表し、前年同期に比べ約5%の増収、約15%の減益を計上した。 4年にわたる Upstream との提携関係のおかげで、Hyperion の顧客の中には、Honeywell、PRIMEDIA、Unisys など大手企業をはじめ、データの収集や変換、社内管理および、監査証跡などに Upstream 製ソフトウェアを使っている企業が少なくない。 現在、『米国企業改革法』(Sarbanes-Oxley Act) や『米証券取引委員会規則 17a-4』(SEC 17a-4) などといった法令や規則が、データおよび情報の管理や保存の全プロセスに及んでおり、そうした法令を遵守するためにオリジナルデータの保存が重要になっている。 企業は、政府機関による監査を受けた場合、データをオリジナルのまま提示せねばならない。 「財務データの正確性に対する信頼度が欠けるとビジネスリスクが増大するため、財務データの品質問題を解決することは、企業にとって最優先事項だ」と、Hyperion の声明はいう。 こうした背景から、財務データの品質管理は、企業向けソリューション市場における重要な要素になっている。市場調査会社 Forrester Research は、データ品質管理の市場規模について、2006年に全体で4億700万ドル規模になり、年17%の成長率で伸びると予測している。 ビジネスインテリジェンス (BI) およびビジネスパフォーマンス関連ソフトウェア分野では、Cognos や Business Objects などが、競合他社を凌ごうと新機能を加えた製品を宣伝中だ。Hyperion による Upstream 買収は、こんな中で進んでいる。 Hyperion は、Upstream の買収を、1-3月期に落ち込んだライセンス売上の回復起爆剤に使える可能性がある。 その1-3月期決算に話を戻すと、売上は1億8560万ドルと前年同期比5%増だったが、ライセンス売上は前年同期比6%減の6440万ドルに留まった。証券会社 SG Cowen によると、アナリストたちは同社のライセンス売上について、7000万ドル台半ばになるとの予測で一致していたというが、それを大きく下回ったことになる。なお Hyperion の1-3月期利益は、前年同期比約15%減の1600万ドル (1株あたり0.26ドル) だった。 関連記事 最新トップニュース
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