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広域データサービスの新興企業 Riverbed、新規株式公開を申請かつては、企業が新規株式公開 (IPO) を申請する場合、数四半期の黒字実績が必要だった。
そうした時代は、まだ戻っていない。 人気の高まっている広域ファイルサービス (WAFS) や広域ネットワーク (WAN) 最適化など、広域データサービス (WDS) 市場の有望新興企業 Riverbed Technology は20日、IPO を申請した。WDS とは、エンタープライズ WAN を悩ます様々な問題を解決する包括的なソリューションを指す。 Riverbed は、創立が2002年という新興企業だ。WAN を最適化する WAFS アプライアンス『Steelhead』を2年前に発売して以来、700社あまりの顧客企業を獲得し、昨年の売上は前年比1000%増の2300万ドルを記録するなど、急速に伸びている。しかし、まだ黒字には至らず、営業損益は1700万ドルの赤字だった。昨年末時点の手持ち現金は1000万ドルだったという。 同社は、IPO によって7500万ドルの資金を調達できると見込んでいる。IPO が認められれば、同社株は、Nasdaq 市場において「RVBD」というティッカーシンボルで取引されることになる。 Riverbed は、Steelhead アプライアンスの特長として、WAN 間のアプリケーション性能とデータ接続を向上させ、伝送速度を5倍ないし50倍、場合によっては100倍と、飛躍的に高速化すると説明している。 Riverbed が IPO を申請したことは、市場がストレージ企業の IPO を受け入れ始めた兆候の1つかもしれない。データ管理ソフトウェアの CommVault Systems も、大方の予想どおり IPO 申請を先月17日に行なったばかりだ。 なお、ストレージ業界のニュースと言えば、ストレージネットワーク接続ソリューションの Emulex (NYSE:ELX) は19日、インテリジェント データセンター ネットワーク関連コンポーネント/ソフトウェア開発の Aarohi Communications を3900万ドルで買収することで、両社が最終合意に達したと発表した。 Emulex によると、インテリジェント スイッチ プラットフォームやストレージエリアネットワーク (SAN) アプライアンスなど、Aarohi のインテリジェント プロセッサエンジンをストレージ仮想化ソリューションに応用して、包括的な SAN 仮想化技術を実現する計画だという。Emulex のストレージ仮想化ソリューションは、同社が最近発表した仮想ホストバスアダプタ (HBA) 技術『LightPulse』を組み込んでいる。 関連テーマ
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