Intel、大規模な事業再編へIntel (NASDAQ:INTC) の CEO、Paul Otellini 氏は27日、同社がニューヨークで行なった春期アナリスト会合の席上で、プロセッサ製品展開と大型コスト削減を含むリストラ計画に言及した。
Otellini 氏によると、Intel は2006年後半に「製品ラインにおいて、この数年間で最大の刷新」を行なう予定という。 Intel は、未だプロセッサ市場の全分野において、圧倒的なシェアを持っているが、ことサーバー分野については、この1年間で競合相手の AMD (NYSE:AMD) が、激しく追い上げている。サーバー分野は、価格引き下げ圧力の強いデスクトップ分野やモバイル分野に比べ、利益率が高いだけに、AMD の追い上げを無視する訳にはいかない。 Intel は6月から8月にかけ、サーバー用プロセッサ『Woodcrest』、デスクトップ用プロセッサ『Conroe』、モバイル用プロセッサ『Merom』を順次投入する。また計画が遅れ続けたデュアルコア版『Itanium』も、今年後半に出荷する予定だ。 AMD は過去数年間で初めて、20%を超えるサーバープロセッサシェアを確保していることから、Otellini 氏は、Intel にも対抗策があることをアナリスト達に確信させる動きに出た形だ。 同氏はアナリスト達に対し、「事業の現状および将来の見通しについて、実体を十分に把握している」と述べた。 Intel の年間売上は過去3年間にわたり、2桁成長を遂げてきた。特に2005年通期売上は、過去最高額を計上した。しかし同社は、19日の第1四半期決算発表で2006年通期の業績見通しを引き下げ、売上は当初見通しのプラス成長から前年比3%減になるとしたほか、粗利益率も前年比で6ポイント悪化するとの見通しを示している。 Otellini 氏の談話の柱は、主に次の点に集約できる。競合相手の脅威に対する注意不足のほか、パソコン需要の鈍化および顧客の在庫超過だ。 Intel は世界市場におけるパソコン出荷台数伸び率が、この数年で初めて10%を切ると予測している。同社の悲観的な予測は、アナリストの予測を若干下回るものだ。 また Intel は、経費削減にも取り組む。Otellini 氏によると、同社は120億ドルと見込んでいた2006年通期の直接支出額のうち、10億ドルを削減する計画という。 さらに Otellini 氏は、10億ドルの経費削減では「不十分」と述べた。同社は事業の再編と規模の見直しを行ない、「スリムかつ身軽で効率的」な体制に移す計画だ。 関連記事 最新トップニュース
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