Level 3、米東海岸の光ファイバプロバイダを買収へ通信インフラ大手 Level 3 Communications (NASDAQ:LVLT) による地域光ファイバ網の買収が止まらない。
Level 3 は1日、企業向け通信サービス会社の TelCove (株式未公開) を12億3750万ドル相当の現金および株式交換で買収することで両社が合意に達したと発表した。大きな利益が見込める企業向け市場への参入を狙う。 12億3750万ドルの内訳は、Level 3 株式が6億3700万ドル相当、現金が4億4500万ドル、および TelCove の債務引き受け分が1億5550万ドルとなっている。 TelCove は、米国東海岸の70都市に広がる総延長距離2万2000マイル (約3万5400キロ) の光ファイバ網を使い、約4000の事業所にインターネット/音声/データ通信接続サービスを提供している。年間売上は約3億9000万ドルで、従業員は1400人を超える。 Level 3 は買収により、TelCove の光ファイバ網に加え、全米200都市にまたがり、米国の全人口の90%をカバーする無線 LMDS (Local Multipoint Distribution Service) と39GHz 帯の事業ライセンス、合わせて300件あまりも獲得する。 Level 3 が光ファイバの地域プロバイダを買収するのはこれで4件目だ。同社は今年4月、ICG Communications の買収を発表し、コロラド州およびオハイオ州に広がる同社の光ファイバ網を獲得した。 3月には、米国南東部に光ファイバ網を展開していた Progress Telecom の買収を完了している。また2005年12月には、WilTel Communications Group の買収も完了し、米国全土に広がる光ファイバ網を獲得した。 Level 3 によると、TelCove を加えたこれら4社の買収で、Level 3 の米国におけるトラフィック接続ポイントは900か所から5000か所へと急増するという。 重複事業の統合によるコスト節減が大きな意味合いを占めていたこれまでの買収と違い、TelCove の都市部市場を得ることは、終端が他社のネットワーク上にあるトラフィックの量を減らせるという利点がある。 Level 3 の社長兼 CEO (最高経営責任者) Kevin O’Hara 氏は声明の中で、TelCove 買収により「第三者に支払うローカル接続料を大幅に削減できる」と説明している。 Level 3 はまた、この6か月間に買収した4社の地域プロバイダを統括する新しい事業部門 Metro Services の設立も発表した。同部門では、Level 3 ブランドの下で TelCove らのサービスを統合するという。 関連記事 最新トップニュース
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