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EMC、データ保護/複製ソフトウェア会社 Kashya を買収EMC (NYSE:EMC) は9日、データ保護/複製ソフトウェア会社 Kashya (株式非公開) を現金1億5300万ドルで買収したと発表した。買収の狙いは、ネットワーク仮想化製品および常時データ保護 (CDP) 製品の強化だ。
この買収の背景には、成長著しいストレージ複製ソフトウェア分野における勢力拡大という狙いもある。調査会社 IDC が3月発表したストレージソフトウェア市場に関するレポートによると、ストレージ複製ソフトウェア分野は2005年第4四半期、前年同期比21.7%増の売上を記録したという。ストレージ複製ソフトウェアとは、ストレージエリアネットワーク (SAN) に格納したデータの複製をリアルタイムに作成するソフトウェアを指す。 EMC の情報管理ソフトウェア担当マーケティングディレクタ Robert Emsley 氏は、Kashya の災害復旧技術およびデータ複製技術を獲得したことによって、ネットワークストレージ仮想化ソリューション『EMC Invista』を強化できると述べている。EMC Invista は、異なるメーカーの製品が混在した SAN 内のストレージ管理の複雑性を減らすとともに、ストレージ割り当てを簡素化するソリューションだ。 EMC Invista があると、異なるメーカーの製品が混在した SAN 内を横断的かつシームレスに、データを動かせると同時に、ストレージ関連のダウンタイムを最小に抑えることができる。 IT 管理者は、EMC Invista を使って、いくつものストレージ機器からデータを集めて仮想ボリュームを即時作成して単一のプールにまとめ、ユーザーがデータを利用しやすいようにできる。 Emsley 氏は、次のように述べている。「わが社は、EMC Invista の運用能力や災害時の復旧能力を強化しようと決めた。Kashya の買収によって、その目標をより迅速に実現できるだろう」 Emsley 氏によると、EMC は CDP ソフトウェア『EMC RecoverPoint』の将来バージョンでは、Kashya の CDP 技術をエンジンにする予定だという。 EMC RecoverPoint の特長は、データのバックアップや復旧タスクを1日を通して頻繁に行ない、任意時点のデータを確実に復旧できるようにすることだ。ディスクが故障や機能停止に陥った場合でも、EMC RecoverPoint は同時点までのデータをバックアップするため、被害が少ない。 現在 EMC RecoverPoint がエンジンに使っているのは、Mendocino Software からライセンスを受けた CDP ソフトウェアだ。しかし、EMC は Kashya を買収したことによって、EMC RecoverPoint の全てを自社で賄えるようになった。 関連記事
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