Webファイナンス2006年5月11日 14:30
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Verizon Communications、米国7州の電話回線を一挙売却か

この記事のURLhttp://japan.internet.com/finanews/20060511/11.html
著者:Ed Sutherland
海外internet.com発の記事
Verizon Communications (NYSE:VZ) が、米国7州で保有する電話回線について、最高500万回線の売却を検討していると『Wall Street Journal』紙が報じた。

報道によれば、Verizon はインディアナ/イリノイ/ミシガン/オハイオ各州の340万回線、およびメイン/ニューハンプシャ/バーモント各州の160万回線について、売却の交渉に入っているという。

Verizon の広報担当 Robert Varettoni 氏は、電話回線売却の報道に控えめな反応を示し、交渉を持ちかけられることはよくあることで、同社は常に資産評価を行なっていると述べた。

Varettoni 氏はその例として、2004年に同社がハワイ州の電話回線関連事業を16億5000万ドルで売却した件や、実現しなかったが一時ニューヨーク州の電話回線についても買収を検討していた事実を挙げている。

Verizon の投資家関係担当副社長 Ron Lataille 氏は10日午前の Web 会見で、同社が複数の相手と交渉を持っているのは事実だが、当面何かが具体的に固まるということはないと述べた。

「消費者市場における当社の目標は、ブロードバンドにより重点をシフトすることだ」と、Lataille 氏は語った。

Verizon の固定電話事業が顧客を減らし続ける一方、同社の移動体通信部門 Verizon Wireless の売上は2006年第1四半期に前年同期比18.8%の伸びを示している。

調査会社 In-Stat のアナリスト Allen Nogee 氏によると、固定電話は衰退の一途をたどっているという。

「固定電話のサービスプロバイダは軒並み、その時に備えて対策を始めている。今年や来年はまだ大丈夫だが、いずれ固定電話はダイヤルアップ モデムと同じ運命をたどるだろう」と Nogee 氏は言う。

Verizon Wireless は、Verizon と Vodafone (NYSE:VOD) の合弁事業だが、Lataille 氏はこの Vodafone を完全子会社する可能性について、「賢明な戦略的目標だ」と認める一方、Vodafone が保有する Verizon Wireless の株式45%を取得するために、電話回線の売却益を充てる可能性に関してはコメントを控えた。

「当社がさしあたって実行すべきことはない。また価格に関係なく Vodafone が保有する株式を今すぐ取得する必要性はない」と、Lataille 氏は語った。

報道によれば、Vodafone が保有する Verizon Wireless 株の価値は、4000万ドル相当にのぼるという。


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