HP、業界他社の不振を横目に好決算このところ米国では、コンピュータ業界大手の芳しくない決算報告が続いている。しかし Hewlett-Packard (HP) が16日に発表した第2会計四半期 (2-4月期) 決算は、株式市場の期待を裏切らない内容だった。
HP (NYSE:HPQ) は2-4月期の純利益として、非 GAAP ベースで15億5300万ドル (希薄化後1株あたり54セント) を計上し、アナリスト予測を5セント上回った。売上は225億5400万ドルで、アナリスト予測を若干下回ったものの、ここ数週間に渡り、業界大手の決算が軒並み予測に満たない内容だったことを考えると、十分な結果と言える。株式市場も HP の決算内容を好感し、同社の株価は時間外取引で値を上げた。 事業別の売上を見てみると、パソコンなどのパーソナルシステムズ部門の売上が70億ドルで、前年同期比10%増の2桁成長となり、プリンタやスキャナなどのイメージング/プリンティング部門の売上が67億ドル (同5%増)、エンタープライズストレージ/サーバ部門の売上が43億ドル (同2%増) だった。一方サービス部門の売上は、前年同期比2%減の39億ドルだった。なおソフトウェア部門の売上は、3億3000万ドルと比較的小規模ながら、前年同期比20%増と大きく伸びている。 HP の CEO (最高経営責任者) Mark Hurd 氏は、声明の中で次のように述べた。「当社は2-4月期においても、堅実な業績を計上した。売上が増進し利益率が向上したほか、キャッシュフローも記録的なものだった。それと同時に、当社の戦略遂行や、長期にわたる成功のための投資に向けた注力も、2-4月期において変わりなく実行した」 HP の売上成長と、IBM がパソコン事業部門を手放したことを合わせて考えると、売上では HP が今年の業界トップになりそうだ。2006年の売上について、アナリスト予測では HP の910億ドルに対し IBM が906億ドルとなっている。 なお HP は、第3会計四半期 (5-7月期) および2006会計年度 (10月締め) 通期の業績見通しも発表した。同社は5-7月期の業績について、売上が217億5000万ドル、利益は非 GAAP ベースで希薄化後1株あたり45セントないし48セントになると見込んでいる。また2006会計年度通期の業績は、売上がアナリスト予測通りの910億ドル、利益は非 GAAP ベースで希薄化後1株あたり2ドル4セントないし2ドル8セントになるとの見通しを示した。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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