IBM (NYSE:IBM) は18日、システム管理ソリューション会社 Rembo Technology (株式非公開) を買収することで両社が最終合意に達したと発表した。Rembo は、何千台というサーバー/ノートパソコン/デスクトップパソコンの OS を、一斉にインストールしたりアップグレードできるソフトウェアの開発会社だ。
なお買収額などの詳細は明らかになっていない。買収手続きは第2四半期中に完了する見通しだ。
この買収は IBM のソフトウェア製品群を補強するもので、仮想化市場において、同社よりも規模が小さい Opsware や Altiris などの競合相手に対し、競争力を強化できる。調査会社 IDC の予測によると、仮想化市場の市場規模は、2009年に150億ドルを上回るという。
仮想化技術は IT 管理者にかかる負担を軽減するため、人手不足や超過勤務に頭を痛める企業の IT 部門において、ソフトウェアのインストール作業を簡素化する手段として、人気のある選択肢となっている。
企業では、システム設定の効率化と迅速化に対する要求が高まっており、コンピュータ1台につき技術者1人が2時間かけて OS をインストールするなどという状況は、多くの IT 担当責任者にとって考えられない話になりつつある。
こうしたことから、人手を介さずに多数のサーバーやワークステーションやパソコンを運用維持するソフトウェアの調達という考えに、各企業の IT 担当責任者は傾倒している。