Cisco、ファイルレベル仮想化技術の新興会社に資金提供Cisco Systems (NASDAQ:CSCO) がファイルレベル仮想化技術の NeoPath Networks に関心を示している。
NeoPath は23日、新たに1100万ドルの資金調達を行なったと発表した。資金提供に応じたのは、Cisco のほか、以前から出資していた August Capital、DCM-Doll Capital Management および Gabriel Venture Partners といった投資会社だ。また NeoPath は、Network Appliance (NASDAQ:NTAP) で国際営業担当副社長を務めた Ali Zadeh 氏が、NeoPath に移籍し COO (最高業務執行責任者) に就任したことも発表した。 NeoPath はファイルレベル仮想化技術の新興会社だ。Cisco は NeoPath に対する投資について、次のように述べている。「当社は、NeoPath が強力なストレージ移行ツールを提供し、市場で力を得つつあると考えている。さらに、ネットワーク接続ストレージ (NAS) 分野の仮想化における NeoPath のビジョンや、今後この分野がどのように発展を見せるかについても関心がある」 EMC (NYSE:EMC) による Rainfinity の買収や、Brocade Communications Systems (NASDAQ:BRCD) による NuView 買収などから明らかなように、ファイルレベル仮想化市場に対する関心が高まりつつある。また Acopia Networks や、今月に入って開発に専念する期間を終え、本格的に活動を開始した Attune Systems も、この分野に属する企業だ。 ストレージ分野の分析やコンサルティングを手がける StorageIO Groupe の上級アナリスト Greg Schulz 氏によれば、ファイルレベル仮想化が注目を浴びているのは、「NAS やファイルサーバーの急増と管理作業を掌握」するために役立つからだという。 容易に配備できる NAS 機器が急激な勢いで増える中、透過的データ移動、負荷配分、集約、入れ換え、アップグレードといった管理問題によって、仮想化に対する需要が高まっていると Schulz 氏は述べた。 ベンダー側およびユーザー側のファイルレベル仮想化に対する関心については、ブロックレベル仮想化の場合、複雑化するストレージ環境で柔軟な運用が望めないという背景がある。 Cisco はこれまでストレージネットワーク市場において、主に『Fibre Channel』スイッチや『WAFS』(広域ファイルサービス) などの分野に注力してきた。Cisco はストレージ環境において、より物理レベルに近い製品も扱ってはいる。同社は WAFS ソリューションと統合するため、EMC と NAS 製品の再販契約を結んでいるが、それでも NeoPath に対する投資は Cisco にとって、より直接的なデータ管理分野への進出と言える。ストレージ市場に対して Cisco が野心を抱いていることは有名で、いずれ同社は、ストレージに関するあらゆる製品を扱うのではないかという見方もある。 関連記事 最新トップニュース
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