Sun、人員削減は不可避の見通しSun Microsystems (NASDAQ:SUNW) の新 CEO (最高経営責任者) Jonathan Schwartz 氏は、4月末の就任以来、大幅な人員削減は行なわないと繰り返し強調してきたが、やはり同社の業績回復には、組織のスリム化が必要な雲行きとなってきた。となれば問題は、削減の規模がどの程度かということだ。
Sun が人員削減を行なう見通しとの情報は、JPMorgan Chase 主催の技術カンファレンスで飛び出した。Sun の新 CFO (最高財務責任者)、Michael Lehman 氏を囲んだ「炉辺談話」形式の会合で、同氏自らが語ったものだ。Lehman 氏は2002年に Sun を離れたが、今年に入って同社に復帰している。 Sun が先月末に電話会見を開き、Scott McNealy 氏の後を継いで Schwartz 氏が新 CEO に就任すると発表した際、両氏は、90日間をかけて会社の運営を徹底的に見直すと述べていた。 CFO の Lehman 氏によると、同社はその見直しをほぼ完了しており、社内のすべてのプロジェクトおよび組織図について十分に検討し終えた今、「組織規模の変更に着手する準備が整った」という。 だが Sun は今のところ、CFO 発言の事実関係さえ公式には認めてはいない。 同社広報担当の Stephanie Von Allmen 氏は、次のように述べている。「当社は、黒字を回復し、コストと経費の見直しを図るという目標を明確にしてきた。今後も組織の微調整を続ける計画で、それには様々な方法があると思う。だが、この件に関して、当社は今のところいかなる発表も行なってはいない」 Lehman 氏は、具体的な人員の削減数を明らかにしなかったが、あるアナリストが予測した1万人という数字よりは少ないはずだと述べた。Sun の経営陣は、6月に役員会を招集して黒字回復へ向けた具体策を提示する予定で、その際に何らかの発表があると見られる。 そうした再編計画の一環となるのが、不動産の整理だ。Sun は、研究開発や製造機能を1か所に集めた複合施設を多数所有しているが、うち3施設が本来の機能を十分に果たしていないことが判明したため、そのうちの1つ、カリフォルニア州ニューアークにある施設を閉鎖して売却する計画だ。これにより、営業経費を年間4000万ドル削減できるという。 Sun は目下、1年先の2007会計年度第4四半期までを視野に入れた事業計画の策定に取り組んでいる。ただし、事業再編の努力が実を結ぶには時間を要するため、四半期ガイダンスなどの形で具体的な予測数値を掲げる予定はないと Lehman 氏は述べた。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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