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ボーダフォン、「反転攻勢」達成をアピール〜2006年3月期決算発表ボーダフォンは、2006年5月30日、2006年3月期決算説明会を行い、2005年度(2005年4月1日〜2006年3月31日)の決算を発表した。
ボーダフォンによる決算報告は2005年8月1日の上場廃止以来行われなかったが、親会社となるソフトバンクの方針により、今回の決算発表の運びとなったという。 説明会では、まずボーダフォン財務本部長の藤原 和彦 氏が挨拶を行い、財務本部副本部長の建石 成一 氏が発表を行った。 契約数の純増数は、端末ラインアップの拡大、ネットワークの改善、LOVE 定額などの新料金プランの提供により、16万9,200契約を達成した。 これは前年度の8万9,300契約の純増数に比べ7万9,900契約の増加。建石氏は、年度初めに掲げた目標の「反転攻勢」を達成することができたとアピールした。 連結売上高は、前期比微減の1兆4,676億円、経常利益は電気通信事業収入の減少や販売促進費の増加により51.5%減少の744億円、当期利益は特別利益200億円の影響により495億円となっている。 年間総合 ARPU は、前期比4.2%減少の5,890円。割引の促進により音声通話に関する ARPU が減少しているが、他社に比べて遅れている3G化を、コンテンツやネットワーク、端末の強化によって促進することで改善していくという。 ボーダフォンは、2006年4月27日にソフトバンクグループへの株式移転が完了、翌日には孫 正義 氏が社長に就任、翌営業日の5月1日には東京汐留ビルディングにて業務を開始している。5月18日には新ブランド名を「ソフトバンク」、新社名を「ソフトバンクモバイル」とすることが発表されている。 汐留のビルでは、会社ごとにフロアが分かれているのではなく、各グループ会社の同じ部門の担当者が同じフロアで勤務しているという。ボーダフォン、日本テレコム、ソフトバンクといったグループ会社間の連携を強めていくためである。広報担当者にたずねてみたところ、実際に「後ろの席が別の会社の人です」とのことだ。 孫社長は4つのコミットメントとして、3Gネットワークの増強、3G端末の充実、コンテンツの強化、営業体制とブランディングの強化をあげている。 建石氏は「3Gネットワークの増強を最重点としたい」と述べ、3G端末のラインアップ拡充について「手を緩めずにいきたい」とアピールした。 2006年度にはすでに、VGA 液晶搭載の 904SH、ワンセグ対応の AQUOS ケータイ 905SH などのフラッグシップ3Gモデルが発売され、人気を集めている。 「反転攻勢」の目標を達成したボーダフォンが、「ソフトバンク」の名前で4つのコミットメントをクリアしていくことに期待したい。
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