買収の株式交換比率引き上げ、Micron と Lexar の取締役会が承認半導体メーカー Micron Technology (NYSE:MU) は5日、フラッシュメモリストレージ製品大手 Lexar Media (NASDAQ:LEXR) の買収に伴う株式交換比率の引き上げを、両社の取締役会が承認したと発表した。
Micron は3月、Lexar 株1株に対して、Micron 株0.5625株の交換比率で Micron を買収すると発表したが、今月に入り、この比率を0.5925株に引き上げる準備に入ったことを明らかにしていた。 Micron 株の5日の終値16.03ドルから計算すると、Lexar 株を1株あたり約9.5ドルで買い取ることになり、買収総額は当初の6億8760万ドルから8億1560万ドルに増える。 両社は声明の中で、株式交換比率の変更に伴い、新たな委任状説明書と目論見書を米証券取引委員会 (SEC) に速やかに届け出ると同時に、それら書類を Lexar の株主に送付すると述べている。 Lexar は16日に株主との特別会合を開き、株式交換比率の引き上げについて説明する。 今回の株式交換比率引き上げは、Lexar 株主の買い取り評価に対する不満を和らげることを意図したものだ。 Lexar 株の7.47%を保有する富豪で投資家の Carl Icahn 氏や、同7.5%を保有するヘッジファンドの Elliott Associates など、一部の Lexar 株主は当初の交換比率による合併に反対していた。 今回の買収が実現すれば、Micron は拡大しつつあるフラッシュメモリの半導体/カード/小型機器市場で一大企業となる。 フラッシュメモリ製品を使えば、音楽/画像/動画ファイルや Eメールをモバイル機器に大量に保存することが可能だ。 フラッシュメモリは、電源が切れてもデータを保持できるため、デジタル オーディオ プレーヤやデジタルカメラなど、携帯機器のメーカーが多く採用している。 Micron は、大きな利益が見込めるこのフラッシュメモリ市場で、SanDisk や Samsung Electronics、東芝などと競合している。今回の買収決定は、苦境にあえぐ Lexar にとっても救いの手となった。 関連記事 最新トップニュース
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