Novell、業績回復を狙い経営トップ交代Novell (NASDAQ:NOVL) は22日、同社取締役会が CEO (最高経営責任者) の Jack Messman 氏と CFO (最高財務責任者) の Joseph S. Tibbetts 氏を21日付で解任したと発表した。なお Messman 氏は10月いっぱいまで取締役会に残留する。
新 CEO は、Novell 社長の Ronald W. Hovsepian 氏が兼務する形となった。また、常任の新 CFO が見つかるまでの間、財務および会計監査担当副社長の Dana C. Russell 氏が暫定 CFO に就いた。さらに2002年来取締役を務めてきた Thomas G. Plaskett 氏は、非常勤の会長に選任された。新人事は全て実施済みだ。 Novell は前 CEO の Messman 氏指揮の下、オープンソースと非オープンソース両方のソリューションを手がける企業として改革に着手していた。同社はオープンソースの『Linux』以外に、ID 管理やリソース管理ソフトウェアを企業向けに提供している。同社にとっては、Red Hat (NASDAQ:RHAT)、IBM (NYSE:IBM)、Oracle (NASDAQ:ORCL) が競合相手だ。 アナリストたちは今回の新人事について、当然のものと冷静に受け止めた。加えて現経営陣からの選任という内容について疑問視する声も上がっている。 同社が5月31日に発表した第2会計四半期 (2-4月期) 決算では、総売上が前年同期の2億9700万ドルから2億8700万ドルに減少し、総売上の大半を占める保守およびサービス売上も、前年同期の2億5100万ドルから2億3800万ドルに減少していた。 この決算発表によって、アナリストたちは Novell の評価を下げ、最大手ライバル Red Hat への支持を強める結果となった。Novell がこうした業績不振から脱却するためには、新しい血を入れるなど何らかの手を打つ必要がある。 Novell 会長の Plaskett 氏によると、「当社の成長戦略を推進し、株主価値を構築するためには、経営人事が最善策だと取締役会は結論した」という。 新 CEO の Hovsepian 氏は電話会見の中で、次のように述べた。「CEO として最優先することは、業務戦略の遂行における緊急性と速度を高めること、そして当社の Linux 関連製品と ID 管理およびリソース管理ソフトウェアへの移行を加速させることだ」 さらに同氏は、「世界中で Linux を運用するサーバーが増え、デスクトップなどの分野にも Linux の裾野が広がっており、当社には非常に大きな機会が訪れていると確信する」と語った。 関連記事 最新トップニュース
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