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EMC、セキュリティ事業強化のため RSA Security 買収へストレージ大手の EMC (NYSE:EMC) は6月29日夕刻、RSA Security (NASDAQ:RSAS) を買収することで両社合意に至ったと発表した。
買収条件は RSA 株1株あたり28ドルの現金を支払うというもので、金額規模は21億ドルになるという。29日の株取引開始前に、EMC が RSA 買収で交渉を進めており、近く合意に達するとの報道が流れていた。先行報道の影響を考慮して、28日の RSA 株終値から計算すると、1株あたり28ドルという提示額は40%以上ものプレミアムを乗せた金額になる。 EMC は、データセキュリティに高い優先度を与えて取り組むと昨年から約束しており、今年4月にはセキュリティ戦略の概要を発表していた。 EMC は RSA の買収により、自社の情報中心的なセキュリティ製品群に、ID およびアクセス管理ソリューションと、暗号化および鍵管理ソフトウェアが加わると述べた。買収手続きは、第3四半期末から第4四半期初め頃に完了する見通しだ。 EMC 会長兼社長兼 CEO (最高経営責任者) の Joe Tucci 氏は、声明の中で次のように述べている。「情報セキュリティは、世界中の企業幹部たちが最も優先度の高い事項と捉えているもので、情報管理において切り離せない特性になっている。企業は、管理していないものを護ることはできない。情報を保護するということについて言えば、データの管理と、データアクセスの管理という2つのことを意味する」 データ流出やデータテープ紛失が話題になり、より強固なストレージセキュリティに対する需要が高まっていたことから、EMC がストレージセキュリティ分野へ積極的に進出することは予期されていた。しかし電話会見では、EMC の提示した金額があまりに高すぎるのではとの疑問が、アナリストから上がった。 Tucci 氏は買収提示額について、「今回 (の買収交渉) は非常に競争が激しい状況だった」と答えた。 また同氏は会見の中で、次のように述べている。「情報ストレージに、情報管理、情報保護、情報セキュリティをシームレスに統合し、その情報インフラを一元管理し統合する技術会社が、ストレージ技術市場において大いなる勝利を収める。それを成し遂げるのは当社だ」 関連記事 最新トップニュース
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