EMC、4-6月期決算の直前見通しで下方修正EMC (NYSE:EMC) は10日、第2四半期決算の直前見通しを発表した。内容は、売上と利益ともに以前の見通しを下回る下方修正だったが、そこには好材料もあった。新型のハイエンドネットワークストレージシステム『EMC Symmetrix DMX-3』に対する需要が大きかったことだ。ただし同システムの需要は「予期した以上」のもので、その点こそが問題でもある。
EMC 会長兼社長兼 CEO (最高経営責任者) の Joe Tucci 氏は声明の中で、次のように述べている。「6月末間際になって、新型の DMX-3 システムに対し、当社が予期した以上の注文を得た。一方従来型の『EMC Symmetrix DMX-2』システムに対する注文は予想を下回った。そのため在庫のバランスが狂ってしまい、需要に応えられないまま第2四半期の締めを迎えてしまった」 Tucci 氏によると、新型プラットフォームへの移行は「実質的に完了し、第2四半期終了の時点で、当社の顧客が新しいストレージプラットフォームの DMX-3 および『EMC CLARiiON CX3』を完全に受け入れたことは明らかだ」という。 発表によれば、第2四半期終了時の受注残高は予定を約100万ドル上回ったという。「もし当社が DMX-3 に対する大きな需要を満たすことができて、なおかつ一部顧客の発注がもう少し早めだったら、目標を達成できたのは間違いない」と Tucci 氏は述べた。 肝心の業績値だが、売上は前年同期比10%増の25億7500万ドル、GAAP ベースの1株あたり利益は12セントになるという。同社はこれまでの見通しで、売上が26億6000万ドル、利益が1株あたり13セントになるとしていた。また Thomson Financial によると、アナリスト予測は売上26億7000万ドル、1株あたり利益13セントだったという。EMC の正式な第2四半期決算発表は、14日の予定だ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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