IBM と Yahoo!、明暗分かれた決算内容18日の株取引終了後、IBM (NYSE:IBM) と Yahoo! (NASDAQ:YHOO) が第2四半期決算を発表した。しかし、両社の決算内容は明暗分かれる内容となった。
まず IBM の決算だが、1株あたりの利益はアナリスト予測を1セント上回る1.30ドルだった。前年同期の1株あたり利益と比較して14%の増加だ。一方売上は218億9000万ドルで、アナリスト予測通りとなった。前年同期の売上と比較しておよそ2%減だが、2005年に売却したパソコン事業売上を除くと、売上は前年同期比1%増になる。IBM は好決算の要因として、メインフレーム『IBM System z』と、ソフトウェアの堅調な売上を挙げた。 System z の売上は前年同期比で7%増えた。ほかのサーバーファミリでは、『System p』と『System i』の売上が前年同期比で減少し、『System x』の売上が前年同期と同水準だったことを考えると、System z の売上成長はかなり目立つ。 またソフトウェア売上は、前年同期比5%増の42億ドルだった。さらにソフトウェア事業の粗利益率は84.2%と、非常に高かった。 同社は2006年通期利益について、見通し通りの結果に向け順当に進んでいると述べた。 IBM の売上を地域別に見ると、南北アメリカ地域の売上が前年同期比で1% (パソコン事業および為替レートの調整後は2%) 増えたのに対し、ヨーロッパ/中東/アフリカ (EMEA) 地域の売上は4% (同1%) 減、そしてアジア太平洋地域売上は9% (同3%) 減少している。 IBM の決算から1つ悪材料を挙げるならば、Global Services 部門のサービス契約受注額だ。第2四半期の契約受注額は96億ドルで、アナリスト予測に届かなかった。 一方、Yahoo! の第2四半期決算は、1株あたりの利益こそ11セントでアナリスト予測通りだったものの、トラフィック獲得コスト差し引き後の売上は、前年同期比28%増の11億2300万ドルで、アナリスト予測の11億4000万ドルを下回る結果となった。 同社は今後の業績見通しも示した。第3四半期の売上について、同社は11億1500万ドルないし12億2500万ドルと見込んでおり、2006年通期売上は46億ドルないし48億5000万ドルになるとしている。しかし、どちらもやや弱含みの数字だった。また同社は、新しい広告プラットフォームの導入を、第4四半期に延期している。 こうした状況が Yahoo! だけのものなのか、それとも検索エンジン業界全体に翳りが見え始めているのかを見極めるには、20日夜に予定している Google (NASDAQ:GOOG) の決算発表を待つ必要がありそうだ。 関連記事 最新トップニュース
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