HP が IT 管理の Mercury を45億ドルで買収Hewlett-Packard (HP) は25日、Mercury Interactive を現金45億ドルで買収することで両社が合意したと発表した。これにより、HP (NYSE:HPQ) はコンピュータシステムメーカーというだけでなく、IT 管理ソフトウェア市場でも大手の地位を獲得することになる。
HP は Mercury の株式を1株あたり現金52ドルで買い取るが、これは Mercury の前日の終値38.67ドルに約33%上乗せした額だ。Mercury 買収により、HP のソフトウェア事業は年間売上にして20億ドル超の規模に拡大する見通しだという。 Mercury の広範にわたる製品を獲得することで、HP は数十億ドル規模といわれる管理ソフトウェア市場において、競合する IBM (NYSE:IBM)、CA (NYSE:CA)、BMC Software (NYSE:BMC) などに対する競争力を強化できる。 「市場をリードする2社が合併することで、世界で最も有力な管理ソフトウェア企業の1つが誕生する」と HP の CEO (最高経営責任者) 兼社長、Mark Hurd 氏は電話会見で述べた。 HP によれば、両社の製品にほとんど重複はない見通しだという。 HP の統合 IT 管理ソリューション『OpenView』のシステム/ネットワーク/ソフトウェア製品と、Mercury が提供するアプリケーション管理/配信、IT ガバナンス製品が組み合わさることで、企業の IT 管理の多様な要素を取りまとめ、計画から配備、運営に至る IT ライフサイクル全般に対応した1つの完全なソリューションに統合することが可能になると、同社は述べている。 「HP のソフトウェア戦略は、エンドツーエンドの企業 IT 管理分野で抜きん出た存在になることだ」と、HP のソフトウェア部門副社長、Thomas E. Hogan 氏は声明の中で語った。 解任された Carly Fiorina 氏の後継として、Hurd 氏が2005年3月に CEO に任命されて以降、HP は Peregrine Systems や AppIQ、RLX Technologies、OuterBay など複数の小規模買収を行なってきたが、今回ほど大規模な買収は数年前の Compaq との合併以来だと Hurd 氏は述べている。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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