セキュリティ製品の WatchGuard を投資会社が買収数十億ドル規模と言われるセキュリティ市場において、整理統合の動きが収まる兆しは全くない。
ハイテク専門のプライベートエクイティ会社 Francisco Partners が、不振にあえぐセキュリティアプライアンス メーカー WatchGuard Technologies (NASDAQ:WGRD) を現金1億5100万ドルで買収することで最終合意に達したと、両社が25日に発表した。 WatchGuard は、あらゆる規模の企業のデータを保護する、アップグレード可能なネットワークセキュリティ アプライアンス製品ファミリ『Firebox X』を手がけている。同社のアプライアンス製品には、脆弱性について警告を受けたりソフトウェア更新ができるサポートサービス『LiveSecurity Service』がついている。 WatchGuard はかねてから苦境に陥っており、4月には戦略的選択肢を探るべく Wachovia Securities を財務アドバイザに起用していた。 WatchGuard は5月、第1四半期の決算を発表したが、純損失は410万ドル (1株あたり12セント) と、前四半期の130万ドル (1株あたり4セント) に比べてさらに損失が拡大していた。 ちょうどその頃、WatchGuard 株式の9.4%を保有するエクイティ会社 Vector Capital が、残りの株式を1株あたり5.10ドルで買い取ることを提案したが、WatchGuard は何の反応も示さなかったため、一部投資家の怒りを買った。 Vector はその後、6月に買い取り額を4.65ドルに引き下げている。 WatchGuard はそれには応じず、代わりに Francisco Partner の1株あたり4.25ドルという買収提案を受け入れた。WatchGuard 株の24日の終値が3.73ドルだったことを考えると、4.25ドルでの買い取りは寛大な条件といえる。 WatchGuard の会長兼 CEO (最高経営責任者)、Ed Borey 氏は電話会見で、Francisco の買収提案に応じることが、株主、顧客、パートナー、従業員にとって正しい選択と考えると述べた。 買収完了は2006年第4四半期となる見通しだ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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