IBM が SOA 強化を狙い Webify Solutions を買収IBM (NYSE:IBM) は2日、提携先の Webify Solutions (株式非公開) を買収したと発表した。Webify Solutions は、保険/医療業界向けに、サービス指向アーキテクチャ (SOA) 構築のためのソフトウェア/サービスを手がける企業だ。
SOA は、コードの開発、実装コストを節減するため、企業がすでに持っている技術を再利用して効率や生産性の向上を図る手法だ。今回の買収には、そうした SOA 市場における IBM の地位を強化する狙いがある。 Webify Solutions は、「ファブリック」、すなわち SOA 向けの複合アプリケーション構築を支援するソフトウェアツールやフレームワークを専門としている。 複合アプリケーションは、個々のアプリケーションの長所を組み合わせて利用するもので、分散型コンピューティング システムの設定における企業の負担を軽減する。Webify Solutions の買収を通じて、IBM はこうした複合アプリケーションを『WebSphere』ソフトウェアファミリに統合する。 たとえば、Webify Solutions は企業の法令遵守を支援しており、そうした法令や規則には、医療業界なら『医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律 (HIPAA)』、保険業界なら標準化団体 ACORD (Association for Cooperative Operations Research and Development) が策定しているものなどがあると、IBM の WebSphere ソフトウェア担当ゼネラルマネージャ Robert LeBlanc 氏は電話会見で述べた。 Webify Solutions は現在、銀行業務および通信分野に特化したファブリックの開発にも取り組んでいる。 Webify Solutions と IBM は、かねてより互いをよく知る間柄だ。Webify Solutions は自社のファブリックで IBM の WebSphere 製品を採用しており、一方の IBM も、Webify Solutions の WebSphere 対応製品顧客だった保険会社、 Fireman’s Fund Insurance Company (FFIC) から SOA 関連の契約を獲得している。 IBM はすでに、SOA 向けのソフトウェアとサービスを数多く販売している。 しかし、数十億ドル規模の SOA 市場において、BEA Systems、Sun Microsystems、Oracle など競合他社の猛追を受けているため、関連製品のラインアップ強化を目指している。 関連記事 最新トップニュース
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