IBM、HP に対抗してアセット管理の MRO を買収へIBM (NYSE:IBM) と MRO Software (NASDAQ:MROI) は3日、IBM が MRO を現金7億4000万ドルで買収することで基本合意に達したと発表した。
IBM は、自社の製品ポートフォリオの拡大を図る一環としてこの買収を位置づけようとしている。 だが同時に、この買収は IBM にとって、企業アセット管理ソリューションと IT アセット管理ソリューションのなお一層の統合を可能にするものだと、IBM の Tivoli 部門のゼネラルマネージャ Al Zollar 氏は語った。 Zollar 氏は報道記者たちとの電話会見の中で、「(企業が求めているのは) 単一の統合されたプラットフォームと単一のコンソールによるアセット管理だ。MRO 買収は、これを実現するのに役立つ」と述べた。 MRO は、アセットおよびサービス管理のためのソフトウェアとサービスを提供する主要企業の1つだ。アセットおよびサービス管理は、製造の装置、設備、ハードウェアおよびソフトウェアの管理方法の改善を図るもので、ある程度以上の規模をもつ企業では幅広く採用されている業務戦略だ。 この買収で、IBM が提供するソフトウェア、サービス、ビジネスコンサルティングは、より一層強力になるはずだ。 この買収は、IBM が数十億ドル規模の管理ソフトウェア市場での成功に甘んじて何もしないでいるつもりはないことを、Hewlett-Packard (HP) に知らしめるものにもなっている。 HP は先週、管理ソフトウェアを手がける Mercury Interactive を45億ドルで買収すると発表している。 さらに言えば、MRO 買収は、HP が IT 資産/サービス管理ソフトウェア会社 Peregrine Systems を買収したことに対する IBM の回答だ。 MRO 買収にあたって、IBM は MRO 株式1株につき25.80ドルを支払う。買収完了は第4四半期となる見通しだ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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