ADC に対抗、CommScope が Andrew に17億ドルを提示通信ネットワークインフラ機器メーカー ADC (NASDAQ:ADCT) による同業 Andrew (NASDAQ:ANDW) の買収を阻止すべく、同じく通信ネットワーク分野でケーブルや接続ソリューションを手がける CommScope (NYSE:CTV) は7日、現金17億ドルによる買収案を Andrew に提示した。
ADC と Andrew の取締役会は5月末、当時の株価で換算して約20億ドル相当の株式交換による合併に合意したが、以降、合併をめぐって株主の懸念が高まっていた。競合 CommScope による今回の提案は、そうした懸念を突いたものだ。 Andrew との合併発表以降、ADC の株価は下落していることから、CommScope が名乗りをあげる余地が生じた。 CommScope の会長兼 CEO (最高経営責任者) Frank Drendel 氏は、Andrew の CEO、Ralph Faison 氏に宛てた書簡の中で、買収案の概要を説明している。それによれば、Andrew の全発行済み株式を1株あたり9.50ドルで購入するという。これは、8月4日の Andew 株の終値7.89ドルに20%を上乗せした額だ。そのほか、1億8600万ドルにのぼる負債の引き受けも提案している。 「ADC と Andrew の合併発表以降、ADC の株価は45%ほど下落している」と Drendel 氏は書簡の中で述べている。 書簡によれば、ADC の買収案はこのように不確定要素をはらんでおり、Andrew 株主の得る利益は、1株あたりわずか6.97ドルに減じているという。 電話会見に臨んだ Drendel 氏は、同社の新たな買収案について「友好的な買収」と説明し、「より価値のある提案で、当社としては動く準備はできている」と述べた。 CommScope は、通信事業者や通信関連企業向けのケーブル製品を手がける企業だ。同社は Andrew の買収を、ラストマイル分野で優位に立つための手段と見ている。 Andrew の広報担当者は取材に対し、提案を受けたばかりで精査する時間が必要だと回答した。ADC のコメントは得られなかった。 関連記事 最新トップニュース
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