![]() ![]() ![]() ![]() IBM が FileNet 買収へ、ECM 市場の整理統合がさらに加速この記事のURLhttp://japan.internet.com/finanews/20060811/12.html
著者:Clint Boulton、Michael Hickins
海外internet.com発の記事
IBM (NYSE:IBM) は10日、企業コンテンツ管理 (ECM) 分野の競合相手 FileNet (NASDAQ:FILE) を買収することで、両社が合意に至ったと発表した。買収は現金によって行ない、金額は FileNet 株1株につき35ドル、総額で約16億ドルとなる。この買収により、ECM 市場の寡占化がさらに進む。
FileNet は、ECM 市場の主要独立系ベンダーの1つで、IBM や EMC (NYSE:EMC) といった大手のほか、Interwoven (NASDAQ:IWOV) や Open Text (NASDAQ:OTEX) という同じく独立系ベンダーともしのぎを削ってきた。 なお Open Text は、企業向けソフトウェア/サービス市場の戦略持ち株会社 Symphony Technology Group (STG) による買収手続きが進行中だった ECM ベンダー Hummingbird (NASDAQ:HUMC) について、後から買収を申し入れ、その後正式交渉に入ったのち、4日に最終合意を結んでいる。 FileNet に話を戻すと、同社はデータの肥大化や記録管理に関する法規制遵守などの問題を抱える大企業向けに、業務プロセス管理 (BPM) およびコンテンツ管理ソリューションを提供している。 IBM は、自社および FileNet のコンテンツ管理技術を用い、顧客やパートナーに向け、業務プロセスの一環としてコンテンツの率先的な捕捉と配信が可能な、産業分野に最適化した高価値ソリューションを提供する計画だ。これら技術は、BPM および情報ライフサイクル管理などを含む IBM のサービス指向アーキテクチャに統合できる。 IBM は今年2月、情報管理事業の強化に向けて全社的に取り組む戦略を発表している。これは、データ量の肥大化と法令遵守にあえぐ顧客が、より優れた業務プロセス管理を行えるように支援する姿勢を明確にしたものだ。今回の買収は、この取り組みに立脚するものという側面もある。 IBM の情報管理担当ゼネラルマネージャ Ambuj Goyal 氏は、買収に関する会見の席上で次のように述べた。「当社にとって、今回の買収は非常に戦略的かつ重要な買収で、わが社の情報オンデマンド戦略に対する取り組みを支えるものだ」 |