半導体製品メーカー Freescale、自社売却を検討中?半導体製品メーカーの Freescale Semiconductor (NYSE:FSL) が、自社売却について投資会社グループと交渉中との報道が流れた。
これに対して Freescale は11日、短い声明を発表した。同社は発表の中で、「可能性のある取引に関係した当事者との間で協議中」と述べるにとどまった。 交渉相手として名前が挙がっているのは、これまでも数十億ドル規模の半導体製品メーカー買収に関わった投資会社グループだ。Freescale は、Motorola (NYSE:MOT) の半導体部門が2004年に独立して発足した。 Freescale は組み込み用半導体製品を生産しており、自動車や携帯電話など複数の市場向けに供給している。同社は最近、他社に先駆け磁気抵抗メモリ (MRAM) の量産開始を発表していた。 Freescale 買収のメリットがどこにあるかといえば、半導体製造施設の新設コストという点だ。こうした費用は、20億ドルを超える場合もあるため、既存の半導体製品メーカーを買収する魅力は、一層増しつつある。 一方 Freescale にとって、単独会社であることのメリットはあまりない。今回の売却話が持つ同社にとっての魅力といえるのは、別の半導体製品メーカーと合流する可能性だ。 調査会社 ABI Research のアナリスト Alan Veghese 氏によると、たとえば Freescale が Royal Philips Electronics (NYSE:PHG) と合併すれば、Texas Instruments (NYSE:TXN) を追い抜き、半導体市場の2番手に躍り出ることも可能だという。 Freescale の広報担当 Glaston Ford 氏は詳細に触れず、協議が合意に至る確証はないと述べた。しかし、交渉中とされる投資会社グループは最近、複数の半導体企業買収において大きな役割を果たしていた。 Freescale との協議に参加している投資会社には、これまで半導体企業買収に関わってきた Kohlberg Kravis Roberts、Silver Lake Partners、Texas Pacific Group Ventures などの名前が挙がっている。 関連記事 最新トップニュース
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