Riverbed、新規株式公開で上々の滑り出し新興広域データサービス技術会社 Riverbed Technology は21日、新規株式公開 (IPO) を果たした。株公開市場は Nasdaq で、ティッカーシンボルは RVBD だ。公募価格は当初の見通し範囲より高く、また取引開始時の初値はそれ以上の高値をつけるなど、上々の滑り出しとなった。
それでも同社が利益をあげるまでには、長い道のりが待っている。 Riverbed は、広域ファイルサービス (WAFS) や広域ネットワーク (WAN) 最適化、そしてアプリケーション高速化など、広域データサービス (WADS または WDS) 分野の会社だ。 今回ストレージ業界の IPO としては、Xyratex (NASDAQ:XRTX) 以来2年ぶりの出来事となった。同じ業界で Riverbed よりも会社規模が大きい (そして利益も上げている) CommVault が、先に株式公開を果たすとの見方が強かったが、Riverbed が先行した形だ。CommVault も近々株式を公開することになるだろう。 Riverbed は20日夜、IPO による調達規模を拡げ、売出株式数を普通株880万株、公募価格を9.75ドルとした。金額にして8580万ドルだ。当初の見通し公募価格範囲は、1株あたり7ドルから8.5ドルだった。21日の取引開始時には公募価格からおよそ50%増しの14.60ドルという値がつき、終値も15.30ドルになった。その結果、同社の時価総額は9億8400万ドルを超えている。 Riverbed の財務状況に目を移すと、同社は今年上半期で売上は3180万ドルを記録したが、一方で1030万ドルの赤字を計上している。ただし、売上は前年同期比で500%増だ。また、2005年通期の業績は、売上が2290万ドルだったのに対し、1740万ドルの赤字を計上していた。 遠隔オフィスを持つ企業では、地理的に分散したデータを扱う方法に対する需要がある。そのため、WADS 分野には多大な注目が集まっており、Cisco Systems、Juniper Networks、Hewlett-Packard (HP)、Brocade などの大手も参入している。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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