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2006年10月10日 11:40

Google、ついに YouTube 買収意向を発表

著者Andy Patrizioオリジナル版を読む海外海外発
Google (NASDAQ:GOOG) は9日、投稿動画サイト運営会社 YouTube (株式非公開) を買収することで、両社合意に至ったと発表した。買収は株式交換で行ない、金額は16億5000万ドル相当となる。

買収完了後も、YouTube が確立したブランドと熱心なコミュニティを維持するため、同社は独立運営を継続する。

また、YouTube の組織が現拠点から移動することはなく、従業員もそのまま残留する。YouTube によると、同サイトにおける動画閲覧数は、1日に1億回を超えており、これを上回る投稿動画サービスは、業界トップの『MySpace.com』のみだという。

Google による YouTube 買収の噂は、先週から浮上していた。過日あるイベントにおいて、インターネット界の億万長者 Mark Cuban 氏はこの買収の是非を問われ、「正気の沙汰ではない」と述べた上、いずれ著作権侵害問題の壁に突き当たるだろうなど、厳しい論調で YouTube を批判していた。

Google は、広告を配置することで YouTube のコンテンツから売上を得る目論見だが、その詳細についてはまだ検討中だ。Google の CEO (最高経営責任者) Eric Schmidt 氏は、YouTube と重なるサービス『Google Video』も継続すると強調した。

今回の買収について、慎重な見方を示すアナリストもいる。

調査会社 JupiterKagan の調査ディレクタ Joseph Laszlo 氏は、次のように述べている。「自分自身も Cuban 氏と同じ意見だが、理由は異なる。YouTube は大規模なユーザーを擁しているが、技術面で独自性のあるものは何も持っていない。Google はこれまで、ユーザー獲得のために買収を行なったことはなかった。つまり YouTube の買収は、ハイテク企業ではなくメディア企業の振る舞いと言えるもので、Google にとっては大きな変わり目となるだろう」

一方、コンサルティング会社 Enderle Group の主席アナリスト Rob Enderle 氏は、次のような見解を示した。「Google はしばしば非常識に思えることを行ない、それが結果的に同社を素晴らしい企業に見せている。今回の買収も間違いなく、この法則の非常識に見える部分に当てはまるものだ」

YouTube は同日、CBSUniversal Music Group、および SONY BMG Music Entertainment との提携を発表した。これらの提携は、各社が独自のコンテンツを YouTube で提供することのほかに、それぞれの著作権保護を謳いつつも、一定の条件や判断の元で、各社所有コンテンツの2次利用を認める内容だ。

YouTube は先月18日にも、コンテンツの2次利用を含めて、同様の提携Warner Music Group (WMG) と結んでいた。

こうした提携により、YouTube は同社に対する著作権侵害の懸念を緩和し、広告主の信頼獲得に努めている。

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