![]() ![]() ![]() ![]() Yahoo! が第3四半期決算を発表、前年同期比37%の減益この記事のURLhttp://japan.internet.com/finanews/20061018/10.html
著者:Nicholas Carlson
海外internet.com発の記事
Yahoo! (NASDAQ:YHOO) は17日、第3四半期決算を発表した。純利益が1億5900万ドル (希釈化後1株あたり11セント) と、前年同期比で37%以上減少し、その一方で営業経費が約33%増加している。
同社 CEO の Terry Semel 氏は、声明の中で「第3四半期の決算内容については満足していない」と述べた。 なお売上は伸びており、前年同期の13億3000万ドルから19%増加して15億8000万ドルだった。 しかし、年初から9月30日までの3四半期の業績をみると、経費は2005年の同時期と比べて42%以上も増加している。なお、広告掲載先と分け合う広告売上、すなわちトラフィック獲得コスト (TAC) を差し引くと、第3四半期の売上は前年同期比20%増の11億2100万ドルになり、アナリスト予測をわずかに下回った。Yahoo! はおよそ1か月前の9月19日、第3四半期の売上は事前見通し範囲の下端側になるとの見方を示していた。 Yahoo! の株価は今回の決算発表当日の株取引で、前日終値から3セント下げ、24.15ドルで引けた。さほど大きな動きではないが、過去52週最高値の43.66ドル (今年1月9日の最高値) に比べると、現在の株価はおよそ45%も落ち込んでいる。 Semel 氏にとっては、このところ財務関係で面白くない話題が続いている。 上でも触れたが、9月にニューヨークで開催された『Goldman Sachs Communicopia』カンファレンスで、同氏と CFO の Sue Decker 氏は7月に示していた業績見通しを下方修正した。Yahoo! はその際、自動車および金融業界の広告伸び悩みを理由として挙げていた。この時の株式市場の反応は厳しく、当日9月19日の終値は、前日の終値29ドルから11%以上も下げて25.75ドルに急落した。 また Yahoo! は、新しい検索マーケティング プラットフォーム『Project Panama』(開発コード名) の運用開始遅れにも苦しんでいる。これは、7月の第2四半期決算発表時にも悪材料の1つとして働き、第2四半期決算発表の翌日7月19日の株価は、前日比で20%以上も下落していた。インターネット広告市場の売上規模は、2005年に30%増という大きな成長を遂げているが、その成長主体は検索マーケティングが中心なだけに、同分野における競争力維持は重要な問題だ。 なお Yahoo! は今回の決算発表直前に、広告事業強化を狙った投資および買収を発表したほか、決算発表の中でも Semel 氏は「新広告プラットフォーム Project Panama の投入が待ち遠しい」と強調した。 |