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Oracle、ECM ソリューションプロバイダ Stellent の買収へ先月『Oracle OpenWorld』カンファレンスで、「Web 2.0」技術を活かし従業員の連携向上を図る新製品『Oracle WebCenter Suite』や、Red Hat の Linux カーネルに対して自社製品と同等のサポートを提供することなど、多数の発表を行なったばかりの Oracle (NASDAQ:ORCL) だが、まだ同社は物足りないようだ。
Oracle は2日、企業コンテンツ管理 (ECM) ソフトウェアの世界的プロバイダ Stellent (NASDAQ:STEL) を買収することで、両社が合意に至ったと発表した。買収額は、4億4000万ドル (Stellent 株1株あたり13.50ドル) だ。 Oracle は同買収について、自社の既存 ECM ソリューション群を補完および拡張するものだと説明している。同社の既存 ECM ソリューション群には、『Oracle Database』で非構造化コンテンツの格納と一元管理を行なう『Oracle Content Database』などがある。 Stellent の『Universal Content Management』ソリューションは、Oracle Content Database と連携し、文書管理、Web コンテンツ管理、IRM (情報取り扱い権限の管理)、デジタル資産管理、記録保存管理、画像化、ガバナンス、リスク、法令順守などに対応した、様々なソリューションを提供する。 Stellent の顧客は、Procter & Gamble、Merrill Lynch、The Home Depot、ING、Vodafone などの一流企業をはじめ、世界4700社以上に及ぶ。 ECM 分野の整理統合は、2003年に EMC (NYSE:EMC) が、Documentum を買収したことから始まった。最近では、IBM (NYSE:IBM) が8月に、ECM 分野の競合相手 FileNet を買収することで、両社が合意に至ったと発表している。 調査会社 Pund-IT の主席アナリスト Charles King 氏は、今回の買収について、これら競合会社に対する Oracle の競争力を強めるものと述べた。 同氏は取材に対し、「包括的なインフラ提供を掲げるソリューションベンダーにとって、コンテンツ管理が増々重要になっているのは明らかだ」と説明するとともに、次のように語った。 「IBM は、同分野への関与を深めている。Documentum を買収した EMC は、戦略的に極めて興味深いことをいくつか行なっている。ECM というものは、Oracle がソリューション企業としての価値を高めるために獲得しなければならない技術であり、今回の買収によって、それを実現した」 関連記事 最新トップニュース
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