Check Point が Protect Data 買収額を増額、新たな買収も発表セキュリティソリューションの Check Point Software Technologies (NASDAQ:CHKP) は19日、先月発表したスウェーデンの企業向けデータ セキュリティ会社 Protect Data の買収について、反対派株主の承認を得るために買収額の増額を発表した。
Check Point が先月提示した買収額5億8600万ドルでは、Protect Data 株主の支持が株式比率にして41%しか集まらなかった。 発表によると、条件受け入れの期限を2007年1月8日いっぱいまで延長したほか、株式比率にして90%を超える Protect Data 株主の受諾が、今回発表した買収額適用の条件という。 Protect Data は完全子会社として、モバイル機器用データ セキュリティ製品を手がける Pointsec Mobile Technologies を保有している。データ漏洩事件が頻発する中、2006年1月から9月までの3四半期間における Pointsec の税引き後利益は倍増した。 Check Point の CEO (最高経営責任者) Gil Shwed 氏は、今回の増額により、スウェーデンの法律が定める90%の株主承認を得ることができると自信を示している。なお同氏は取材に対し、増額は今回限りと述べた。 Shwed 氏は先月、ネットワークにとどまらず、データ自体にも保護を拡大すべきなのは明らかと述べていたが、中には Protect Data の買収に疑問を呈するアナリストもいる。 Gartner Group のアナリスト Neil MacDonald 氏は、「Protect Data と Check Point が十分に調和するとは見ていない」と語る。ネットワーク セキュリティ会社が、デスクトップ セキュリティ製品を販売しようとすれば、そこには矛盾が生じる。 MacDonald 氏によると、ネットワーク ファイヤーウォール市場が比較的伸び悩んでいるため、Check Point には、成長し得ることを買収によって示さなければならない事情があるという。 Check Point は同じく19日、侵入防止ソリューションの NFR Security を買収することで両社合意に至ったことも発表しているが、Protect Data 買収に比べて理に適った組み合わせだ。NFR の『Hybrid Detection Engine』(HDE) により、ネットワーク管理者はゼロデイ攻撃やバックドアなどの侵入を防ぐことができる。こちらの買収額は2000万ドルで、年内にも手続きが完了する見通しだ。 なお Check Point の Shwed 氏は NFR 買収発表の中で、ネットワーク セキュリティとデータ セキュリティが同社の2本柱であり、NFR および Protect Data 買収もそれに沿ったものと述べている。 関連記事 最新トップニュース
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