Motorola、リッチコンテンツ サービス強化のため Tut 買収へ通信業界向け設備/サービス大手の Motorola (NYSE:MOT) は21日、デジタルビデオ配信技術を手がける Tut Systems (NASDAQ:TUTS) を買収することで、両社が最終合意に至ったと発表した。発表によると、Motorola は1株あたり1.15ドルの現金で Tut の全発行済み普通株を取得するという。総額はおよそ3900万ドルだ。Motorola は Tut 買収手続きの完了を2007年第1四半期と見込んでいる。
Tut は、デジタルビデオのエンコード/処理/配信を行なうソリューションを手がけている。これらのソリューションは、通信事業者の要求に応えるものだ。 Tut のソリューションは、ビデオ圧縮技術として『MPEG-2』および『MPEG-4 AVC』に対応している。これらは『MPEG-1』よりも高画質で、IP ネットワークを通じて帯域を浪費せず高品質のビデオ伝送を行なおうとする事業者にとって、必須条件の技術と言える。 また同社のソリューションは、地域広告挿入や前方エラー訂正、映像と音声のリアルタイム調整などにも対応する。 Motorola にとって今回の買収は、先進ビデオサービス配備を支援する能力の強化に繋がる。そのため IPTV サービス配備に関心を持つ通信事業者に対し、同社の持つ訴求力が高まることになるだろう。 Motorola は Tut を完全子会社とし、Connected Home Solutions 部門に統合する。最近 Motorola は、同事業部門に関する買収活動を活発に行なっていた。11月には、通信事業者向け DSL 顧客側設備/サービス会社 Netopia の買収のほか、企業向けモバイル アプリケーション会社 Good Technology の買収も発表している。 Motorola Connected Home Solutions 社長の Dan Moloney 氏は発表の中で、「これらの組み合わせは、次世代のソリューションをサービスプロバイダにもたらす。それは、インターネットに接続した家庭に、そして世界に向けて、リッチビデオ体験を提供するためのものだ」と語った。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
|
|