Amazon.com 決算発表、利益率悪化が目立つも予測を上回る業績Eコマース大手 Amazon.com (NASDAQ:AMZN) は1日、2006年第4四半期と2006年通期の決算を発表した。第4四半期の業績はアナリスト予測を上回ったものの、やはり積極的な価格設定と技術支出の増加が悪材料として目に付いた。
2006年第4四半期の業績は、純利益が9800万ドル (希薄化後1株あたり23セント) となり、アナリスト予測を2セント上回ったものの、税金費用の増加と利益率悪化により、前年同期の1億9900万ドル (希薄化後47セント) に比べて大きな減益となった。一方純売上は前年同期比34%増の39億9000万ドルで、アナリスト予測の37億7000万ドルを上回った。さらに同社は、2007年第1四半期の売上について28億5000万ドルないし30億ドルとの見通しを示した。こちらもアナリストの予測を上回る数字だ。 第4四半期の営業利益率は前年同期の5.5%から4.9%に悪化し、2007年もこの傾向が続く可能性が高い。そのため、同社の営業利益増に懸念が持ち上がっている。 第4四半期の売上を地域別に見ると、北米地域 (米国とカナダの Web サイト) の売上は、前年同期比31%増の22億1000万ドルを計上した。 そして、イギリス/ドイツ/日本/フランス/中国で運営するサイトで得た国際売上は、前年同期比37%増の17億8000万ドルだった。前年同期と比較する際、有利に働いた為替レート変動の影響を除外すると、前年同比の国際売上伸び率は28%増になる。 なお2006年通期の業績だが、純売上は前年の84億9000万ドルから26%増え、107億1000万ドルを計上した。通期純利益は、前年の3億5900万ドル (希薄化後1株あたり84セント) に対し、1億9000万ドル (希薄化後1株あたり45セント) だった。Amazon.com は通期営業利益が前年比10%減の3億8900万ドルになったことについて、技術およびコンテンツに対する支出の増加が主な要因と述べた。 また2007年通期の業績について、同社は純売上が130億ドルないし137億ドル (2006年通期に比べて21%ないし28%増) で、営業利益は3億5500万ドルないし5億500万ドル (2006年通期に比べて、9%減から30%増の範囲) になるとの見通しを示した。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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