SAP、Pilot の買収により分析アプリケーションを補強SAP (NYSE:SAP) は20日、戦略経営管理ソフトウェアを専門に手がける Pilot Software (株式非公開) の買収を発表した。買収の狙いは、分析アプリケーション スイートの補強だ。
SAP の声明によれば、Pilot の資産を獲得したことで、組織全体で従業員やビジネスプロセスの成果について管理できるツールを、最高責任者レベルの経営幹部に提供する上で、SAP の力を強めることになるという。 Pilot の主力アプリケーション スイート『PilotWorks』は、金融サービスや公共機関、小売業といった業界向けのソフトウェア パッケージで、従業員が目標/構想/数的指標という戦略経営管理における重要な要素に従って業務遂行できるよう、企業を支援するものだ。 SAP によれば、同社の企業資源管理 (ERP)、顧客関係管理 (CRM)、サプライチェーン管理 (SCM) といったアプリケーションと PilotWorks の統合を行なうほか、さらなる統合を図るため、『SAP NetWeaver』プラットフォーム上で PilotWorks を構築するという。 SAP は、Pilot の持つ150社の顧客にも期待の目を向けている。 SAP のスイート最適化担当副社長兼ゼネラルマネージャ Doug Merritt 氏は、声明の中で「業績を効果的に管理できる分析アプリケーションは、戦略的な投資分野で、当社は同市場において勢力の拡大を続けている」と述べた。 買収の諸条件は明らかになっていない。SAP によれば、Pilot の従業員は、同社本拠地のオフィスにとどまり、SAP Labs に編入されるという。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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