Oracle、データグリッド ソフトウェアの Tangosol 買収へOracle (NASDAQ:ORCL) は23日、高いトランザクション処理能力を製品に加えるため、データグリッド ソフトウェアを手がける Tangosol を買収することで両社が合意に至ったと発表した。買収の金銭的条件は明らかになっていない。
Tangosol の『Coherence Data Grid』は、メモリ内に展開するデータグリッド ソフトウェアで、アプリケーション性能の向上を実現し、トランザクション処理を短時間で行なわなければならない企業用途に適した製品だ。 Web 2.0 時代に伴う分散コンピューティングの負荷に対応するため、多くの企業がサービス指向アーキテクチャ (SOA) に向かっていることから、高速かつ正確にトランザクションを処理できる Coherence Data Grid の価値は高まっている。 「SOA、Web 2.0、イベント駆動アーキテクチャ (EDA) により、バックエンドのインフラは成長の限界にまで来ている」と Oracle は声明の中で述べた。 Oracle によると、バックエンドの処理システムにかかる負荷を軽減するためには、よりリアルタイム性の高いトランザクション処理機能をミドルウェア インフラに組み込む必要があるという。そうした問題を解決するのが Tangosol だ。 Oracle は、『Oracle Database』ファミリを補完するものとして、Coherence Data Grid を『Oracle Fusion Middleware』に統合する。Oracle Database ファミリとは、『Oracle Real Application Clusters (RAC)』、メモリ上のリレーショナル データベースにアクセスする『Oracle TimesTen In-Memory Database』、データベースエンジン『Oracle Berkeley DB Java Edition』などだ。なお同社は、4月に Tangosol 買収手続きが完了すると見込んでいる。 関連記事 最新トップニュース
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