Apple の1-3月期は好決算、『iPhone』に向け態勢も十分Apple (NASDAQ:AAPL) は25日、第2会計四半期 (1-3月期) の決算を発表した。内容は上々で、売上と利益ともにアナリスト予測を大きく上回った。Apple の好決算を受け、財務アナリストらは、近々発売する『iPhone』を中心にしたビジネスモデル刷新に向けて、同社の態勢が良好な状態にあると評価した。
Apple の1-3月期決算は、純利益が7億7000万ドル (1株あたり87セント) となり、アナリスト予測を23セント上回った。売上は前年同期比20%増の52億6000万ドルで、こちらも予測の51億7000万ドルを上回った。 同四半期中の『iPod』販売台数は1055万台で、4-6月期の販売台数見通しも含めて大方の予想より少なかったが、株式市場は『Mac』の販売台数が152万台だったことを好感し、Apple の株価は決算発表後の時間外取引で8%上昇した。また26日も3.66%値を上げて株取引を終えた。 証券会社 Goldman Sachs はレポートの中で、次のように述べている。「iPhone の投入により、Apple のビジネスモデルには、増大するサブスクリプション売上が加わる。増加していく期間契約ベースの顧客層を得て、Apple は新機能の導入により将来の需要を作り出す手段として利用するだろう。こうした点を考慮し、当社は Apple の売上予測を下方修正する一方で、利益予測を上方修正した。なお売上と利益のどちらも、かなりの上振れ余地があると見ている」 こうしたアナリストの好意的な見方がある一方で、Apple は現在、問題も抱えている。Apple の取締役会は25日、元 CFO の Fred Anderson 氏が、ストックオプション不正付与スキャンダルの原因となった Anderson 氏の行為を、同社 CEO の Steve Jobs 氏が認めていたと非難したことに対し、反論を表明した。 同社取締役会は声明の中で次のように述べている。「われわれは、Fred Anderson 氏やその弁護士と公開討論するつもりはない。Steve Jobs 氏は、ストックオプション付与に関する社内独立調査にも米国当局の調査にも全面的に協力した」 Anderson 氏は、1996年から2004年まで Apple の CFO を務めた人物だ。Apple が社内調査の結果を発表した後の2006年10月、同氏は Apple の取締役を辞任した。米証券取引委員会 (SEC) が24日に同氏を訴追したが、同氏が罰金350万ドルを支払うことに同意し、その日のうちに和解が成立している。 関連記事 最新トップニュース
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