Netgear、SMB 向け NAS 製品ベンダー Infrant 買収へネットワーク製品メーカー Netgear (NASDAQ:NTGR) は3日、ネットワーク ストレージ製品群を強化するため、Infrant Technologies (株式非公開) を現金6000万ドルで買収すると発表した。
Netgear にとって今回の買収の狙いは、Infrant のネットワーク接続ストレージ (NAS) 製品『ReadyNAS』の獲得にある。同製品は、(RAID による) データ保護機能を備えた小規模企業向けのストレージで、大量のデータを手ごろな価格で保管できる。 Infrant の現行製品ラインアップには、ドライブベイを4基備えたデスクトップ型の『ReadyNAS NV+』と、同じくドライブベイ4基のラックマウント型製品『ReadyNAS 1100』がある。ReadyNAS システムは、独自のネットワーク ストレージ プロセッサと『Linux』ベースの OS『RAIDiator』を搭載している。また、ドライブの追加によって RAID ボリュームの容量を自動的に拡張できる『X-RAID』技術も、同社独自のものだ。 Netgear はすでに、Zetera の『Z-SAN』技術を用いたネットワーク ストレージ製品『Storage Central SC101』を発売している。 しかしこの製品は、写真、ファイル、ドキュメントなどを保存する家庭ユーザー向けで、接続できるパソコンは5台までだ。それに対し、Infrant の ReadyNAS システムは、6台から50台のパソコンを接続できるため、中小企業 (SMB) に最適だと Netgear の CEO (最高経営責任者) Patrick Lo 氏は説明した。 また同氏は、Netgear ブランドや米国内外のサプライチェーンと販売代理店ネットワークを活用して、Infrant 製品の販売を拡大したいと付け加えた。 Netgear は、ホームオフィス市場から SMB 市場へ乗り出すことによって、EMC (NYSE:EMC)、IBM (NYSE:IBM)、Hewlett-Packard (NYSE:HPQ) などが取り組んでいる市場のニーズに応えていく。SMB 市場の顧客は大企業ではないが、大企業並みのデータ保管ソリューションに対するニーズがある。 今回の買収では、Infrant の買収額が現金6000万ドルとなっているが、売上目標を達成できれば、買収完了後の3年間で最大2000万ドルの現金を Infrant の株主が受け取る。 買収手続きは第2四半期中に完了する見通しで、Infrant 社長兼 CEO の Paul Tien 氏は、副社長兼ストレージ製品担当ゼネラルマネージャとして Netgear に参画する。また、Infrant の従業員34名も Netgear に移籍する。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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