今回の買収は、Microsoft にとって過去最大規模となる。Microsoft が提示した条件は、aQuantive の株式1株につき66.50ドルという金額だ。これは、aQuantive 株の17日終値35.87ドルに85%上乗せした数字になる。非常に競争が激しいオンライン広告分野で、Google (NASDAQ:GOOG)、Yahoo! (NASDAQ:YHOO)、AOL に追いつくためなら、金を出し惜しみしないという Microsoft の意志が、この破格のプレミアムにはっきりと表われている。
Microsoft の Platforms and Services 部門社長 Kevin Johnson 氏は、今回の買収により、同社の広告プラットフォームと焦点が新たな高みに移ると語った。
Johnson 氏は電話会見の中で、次のように述べている。「広告のツール/販売/サポート/シンジケーションに関する aQuantive の専門知識は、当社にとって補完性があり、われわれの広告資産と一緒にすることで、広告代理店、広告主、広告掲載サイトに対し、より安全なソリューションと、より高い価値を提供できる」
aQuantive は、設立後の10年間で大きく成長し、Atlas、DRIVEpm、Avenue A | Razorfish という3つの主要ブランドを擁するまでに発展した。Atlas は、広告プラットフォーム『Media Console』を手がけ、DRIVEpm は広告主のキャンペーンと広告掲載サイトが持つ広告枠の適合を図るサービスを提供している。そして Avenue A | Razorfish は、世界最大手のオンライン広告代理店の1つとして、デジタルマーケティングに関するコンサルティングやメディア立案および調達サービスなどを広告主に提供している。
Microsoft は、クロスメディア立案、ビデオ オン デマンド、IPTV を含む次世代の広告システムを作るために aQuantive の資産を使うと述べた。