Intel と STMicroelectronics、合弁でフラッシュメモリ会社設立へ半導体メーカーの Intel (NASDAQ:INTC) と STMicroelectronics (NYSE:STM) は22日、フラッシュメモリを手がける新会社を共同設立することで合意したと発表した。契約の一環として、Intel は同社の NOR 型フラッシュメモリ資産をすべて新会社に売却する予定だ。一方、STMicroelectronics は NAND 型および NOR 型フラッシュメモリ資産を新会社に売却する。
STMicroelectronics 社長兼 CEO の Carlo Bozotti 氏は、声明の中で次のように述べている。「新会社は、現行および次世代の不揮発型メモリ製品を提供するのに必要な、あらゆる要素を備えて顧客に奉仕できる状態になる。新会社の設立は、当社のフラッシュメモリ分野に対する関わり方を見直す機会にもなる」 NOR 型のフラッシュメモリは、読み込みは速いが書き込みが遅く、NAND 型のようにブロック単位ではなく1バイト単位で書き込めるという特性から、アプリケーションを配置してその場で実行するといったシステムメモリ的な用例が多い。一方データストレージ用としては、NAND 型の応用例が広く普及している。 合意の取り決めによると、フラッシュメモリ資産を提供する対価として、取引成立時に Intel は新会社の株式45.1%と現金4億3200万ドルを受け取り、STMicroelectronics は新会社の株式48.6%と現金4億6800万ドルを受け取る。 投資会社 Francisco Partners も今回の合弁会社設立に参加しており、現金1億5000万ドルを出資する対価として、新会社の株式比率6.3%にあたる転換優先株を受け取る。Intel と STMicroelectronics によると、両社が計上した2006年のフラッシュメモリ製品売上は、合計で約36億ドルだという。 新会社は、まだ名前も決まっていないが、13億ドルの長期借入と上限2億5000万ドルの運転資金借入により、設立時の状態は申し分ない。新会社発足には、規制当局の承認や慣習上の条件を満たす必要があるが、2007年後半にはすべての手続きが完了する見通しだ。 関連記事 最新トップニュース
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