日本 IBM、野村證券の金融特化型グリッド基盤を構築開始日本 IBM とニイウス株式会社は31日、野村證券株式会社の、日本の証券会社における初の金融特化型グリッド基盤の構築プロジェクトを開始することを発表した。
今回、野村證券が導入したインフラ基盤は、IBM のブレードサーバー「IBM BladeCenter HS21」を導入し、IBM の HPC(High Performance Computing)向けファイルシステム「General Parallel File System」、GemStone 社のデータ仮想化ソリューション「GemFire」、Platform Computing 社のエンタープライズ グリッドソリューション「Symphony」、ならびに Cisco Systems 社の InfiniBand 対応スイッチ「Cisco SFS 7000シリーズ」を用いて構築している。 第一段階として、すでに4月に検証用グリッド基盤の導入を完了している。今後この検証用基盤を用いて、本格導入に向けた検証を進めた上で、新しい金融商品開発のためのリアルタイムリスク計算機能など、グリッド技術の効果が期待されるシステムの開発ならびにテストを行う。 今年末までに、本検証用基盤で本番システムに必要なテストや開発を終了し、来年以降に順次本番システムの構築を開始する予定。現時点での本番システムの最終的な規模は未定。 日本 IBM は、これらの製品を用いた金融グリッド基盤全体のデザインならびに詳細設計の支援を行うほか、IBM の米国の主要金融機関へのグリッドシステム提供実績をもとに、そのノウハウを野村證券へ提供する。 ニイウスは、グリッド基盤構築作業において、日本 IBM とともに野村證券を支援するとともに、GemStone 社の日本初かつ唯一の販売代理店として、GemStone 社製品のサポートを実施する。なお、すでに米国金融機関では金融グリッド基盤を用いたシステムの事例があり、構築期間は平均で2〜3年、数千台から多いところでは1万台以上のブレードサーバーを導入しているという。 関連記事 最新トップニュース
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