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2007年6月1日 11:30

SEC、不正ストックオプション事件で Mercury および Brocade と和解

著者Clint Boultonオリジナル版を読む海外海外発
米証券取引委員会 (SEC) は5月31日、Mercury InteractiveBrocade Communications が実際よりも前の日付でストックオプションを不正に付与していた事件について、和解が成立したことを明らかにした。和解金は2件合わせて3500万ドルにのぼる。

2006年に Hewlett-Packard (NYSE:HPQ) が買収した Mercury は、SEC の主張に対する認否を行なわないまま、終局差し止め命令と罰金2800万ドルを受け入れることに同意した。一方の Brocade も認否は行なわずに、700万ドルの罰金を受け入れた。

両社の用いた不正なストックオプション付与の手口は、実際の付与日よりも前の、株価が低かった日付の価格で株式を購入する権利を受取人に与えるというものだ。この手口には、受取人の利益を引き上げる狙いがある。現在、SEC をはじめとする規制当局は、こうした不正な日付操作に関して、100社以上を調査している。

SEC の主張によれば、Mercury の元会長兼 CEO (最高経営責任者) の Amnon Landan 氏、元 CFO (最高財務責任者) の Sharlene Abrams 氏と Douglas Smith 氏、および元法務顧問の Susan Skaer 氏は、1997年から2005年にかけて、実際よりも前の日付でストックオプションを付与し、そうした行為を隠すために文書を偽造するといった不正な手口により、従業員や自身に数百万ドルにのぼる報酬をひそかに与えていたという。

さらに、Mercury は Landan 氏を通じて、またときには Abrams 氏や Smith 氏、Skaer 氏を通じて、売上金額の未処理分を偽って公開し、計上利益を操作していたほか、出費の計上を避けるために、米国外の従業員がストックオプションを行使するためのローンを不正に組んでいたという。

SEC によれば、これとは別の詐欺事件として、上述の元役員4名をカリフォルニア州北部地区連邦地裁に民事告発したという。

一方、ストレージ ネットワーキングの Brocade は、700万ドルの罰金を SEC に支払うことに同意した。また、同社は不正な日付操作に関して、米司法省がなんらかの行動を起こすことはないだろうとの見解を示している。

「SEC が Brocade の和解案を受け入れ、調査が完了し、問題が解決したことをうれしく思う」と Brocade の副社長兼法務顧問を務める Tyler Wall 氏は声明のなかで述べている。

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