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IBM、『AppScan』を手がける Watchfire 買収へ

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IBM (NYSE:IBM) は6日、セキュリティおよびコンプライアンス (規制遵守) の検査ソフトウェアを手がける Watchfire (株式非公開) を買収することで両社が合意に至ったと発表した。買収額は明らかになっていない。

Watchfire は、アプリケーションの潜在的なセキュリティ問題を見つけ出すセキュリティ脆弱性検査スイート製品『AppScan』を手がけている。

同製品は、SQL インジェクションのような、アプリケーション層における攻撃回避を助ける製品だ。侵入者は企業データを盗みだそうとファイヤーウォールをすり抜けるために、アプリケーション層を突く事例が増え始めている。アプリケーション層のセキュリティホールは、大きなデータ損失あるいは金銭的損失につながるおそれがある。

IBM は、同社の『Rational』ソフトウェア製品ファミリに Watchfire の資産を統合する計画だ。Rational 製品は、アプリケーションの開発ライフサイクルを支えるソリューション群だ。

AppScan が加わることで、『Rational Software Delivery Platform』を使うプログラマは、ソフトウェア開発プロセスの初期段階に、セキュリティおよびコンプライアンス検査を行なうことが可能になり、アプリケーションのコンプライアンスを支障なく規定し、追跡できるようになる。

IBM Rational Software 部門のゼネラルマネージャ Danny Sabbah 氏は電話会見で、今回の買収はソフトウェアの開発と配備において重要な要件、すなわちセキュリティおよびコンプライアンス検査の必要性を満たすものと述べた。

Sabbah 氏は、次のように語っている。「オンライン セキュリティおよびプライバシーに関わる事件が増えており、セキュリティホールの存在や、業界および当局の規制遵守不備は、企業の品位や顧客からの信頼を損なうおそれがあり、言うまでもなく、多くの組織にとって金銭的にも深刻な影響が及びかねない。Watchfire の技術と、当社の技術を組み合わせることにより、このようなセキュリティ上のリスクと、顧客企業に及ぶ関連コストの低減に役立つ」

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