SCO の2-4月期決算、赤字続くも強気の姿勢知的財産権を巡り法廷闘争を繰り広げている『UNIX』ベンダー SCO Group (NASDAQ:SCOX) は5日の株取引終了後、第2会計四半期 (2-4月期) の決算を発表した。相変わらずの赤字計上となったが、同社は法廷闘争に勝利し、『Linux』から莫大な知的財産 (IP) 使用料を得ることに期待している。
SCO が催した決算発表の電話会見は短いものだったが、その中で同社 CEO の Darl McBride 氏は、SCO が製品および法的な活動において成功を収めるだろうとの確信を繰り返し表明した。しかし、最近 SCO が法廷に提出した書類と決算内容は、McBride 氏の楽観的な姿勢と矛盾する。 SCO は2-4月期決算で、純損失114万ドル (希釈化後1株あたり0.05ドル) を計上した。前年同期の損失469万ドル (同0.22ドル) に比べると、赤字を大幅に圧縮している。 損失改善要因の1つは、訴訟費用の縮小だ。同四半期における SCO の訴訟費用は、前年同期の376万ドルから大幅に減少して、わずか107万ドルだった。 しかし、損失が目減りした一方で、売上も減少している。2-4月期の売上は601万ドルで、前年同期の713万ドルからさらに減少した。SCO によると、売上が減少し続けているのは UNIX に対する競争的圧力が理由だという。 ただし McBride 氏は、同四半期中に米国で CVS Pharmacy や Walgreen や McDonald’s といった大型顧客を獲得するなど、大きな成果をいくつも収めたと強調した。また、4月に発表した同社 UNIX 製品の新しいグラフィカル インターフェースをアピールすることも忘れなかった。 SCO は現在、UNIX の所有権主張と、Linux による SCO の IP 侵害について、Novell および IBM と法廷で争っている。 McBride 氏自身、実際に宣誓証言を行ない、Linux ユーザーに SCO の IP 使用権を与える同社 SCOsource 部門のライセンス プログラムについて、どの程度の売上を見込んでいるか語っている。電話会見では、同氏がこの宣誓証言に触れることはなかったが、反 SCO の立場を取る Web サイト『Groklaw』が掲載した記事から、その内容が明らかになった。 「それは、非常に大きな額だ。いいだろう。その額を50億ドルなり、10億ドルなり、あるいは60億ドルなりに限定することもできると思うが、重要なのは、それが当社のような規模の会社にとって、大きな金額ということだ」と、McBride 氏は宣誓証言で述べた。 SCO は2-4月期決算の中で、SCOsource のライセンス プログラム売上を1ドルも計上していない。前年同期の同売上は3万4000ドルで、過去2四半期の合計を見ても2万3000ドルと、McBride 氏が見込んでいる数字にはほど遠い。 関連記事 最新トップニュース
|
【ケータイ USA】新しい iPod は来週火曜に発表されるだろう(9月6日 13:00)
なぜ勝った? 世界No.1シェアをつかんだ“Windows”(9月5日 11:00)
Apple が『iPod』関連の発表を準備中、内容は如何に(9月4日 12:40)
ソフトバンクモバイル、8月の純増数は約16万件――携帯電話契約数に関する速報(9月5日 14:40)
TCA、8月度の携帯契約数を発表――ソフトバンクが16か月連続純増 No.1 に(9月5日 18:00)
私の周りは“geek out”している人ばかり(9月5日)
|