Yahoo!、経営トップの交代を発表Yahoo! (NASDAQ:YHOO) は18日、同社 CEO (最高経営責任者) 兼会長の Terry Semel 氏が CEO 職を退き、共同創立者の Jerry Yang 氏が新 CEO に就くと発表した。同社では数か月にわたり経営上の過失が問題となり、経営幹部や投資家から批判を受けていた。
Semel 氏は非常勤の会長職に退き、Yahoo! 経営陣上層部の相談役を務める。また同社副社長で、Advertiser and Publisher Group を率いる Susan Decker 氏が社長に就任する。 「ここ1年は、Yahoo! にとって厳しい年だった。われわれの中に満足している者は1人もいない。今回の経営幹部人事は、当社にとって正しい行動で、タイミングも適切だ」と、Semel 氏は電話会見で語った。 Semel 氏は2001年、会長兼 CEO として Yahoo! に移籍し、同社が重要な戦略的優先事項に再び焦点を合わせ、明確な成長計画を実行するのを支えながら、製品や資産の構築と買収に努めた。同氏が Yahoo! の経営を指揮した期間、Yahoo! の売上は2001年から2006年までに9倍近く増え、64億ドルに達した。また、同社サービスのユーザー数も、2001年の1億7000万人から2007年には5億人を突破した。 しかし短期的に見ると、ここしばらくは Yahoo! と Semel 氏にとって困難な時期だった。売上やユーザー数の伸びにも関わらず、Yahoo! は新広告プラットフォーム『Panama』の運用開始が大幅に遅れたことに関し、広告サービスにおける競争において、同社が Google や Microsoft や AOL に遅れを取るとの批判をアナリストたちから浴びた。 また、昨年末の組織改編と経営幹部人事に先立ち、Yahoo! の副社長 Brad Garlinghouse 氏が同社の組織構造を批判した内部文書が明らかになったこともあった。 今回 Yahoo! が経営トップの交代を発表したことについて、株取引市場は好材料と捉え、同社の株価は直近の終値から81セント増えて、18日は28.12ドルで引けた。新 CEO の Yang 氏は電話会見の中で、こうした好感を分かち合ったが、Semel 氏の CEO 退任を惜しまなかった訳ではない。 「この6年間、Semel 氏と共に働いたことは実に誇らしい。Yahoo! 経営陣にとって、今は感傷的な時だ」と、Yang 氏は語った。 関連記事 最新トップニュース
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