『iPhone』発売前夜に明暗分かれたスマートフォン業界2社『BlackBerry』シリーズを手がけるスマートフォン メーカーの Research in Motion (RIM) は28日、2008会計年度第1四半期決算 (6月2日締め) を発表した。スマートフォンといえば、Apple (NASDAQ:AAPL) の『iPhone』が大きな話題を集めているが、iPhone 発売を翌日に控え RIM は幸先の良いスタートを切ったと言える。
RIM (NASDAQ:RIMM) の第1会計四半期の業績がアナリスト予測を大きく上回ったことと、1対3の株式分割に関する発表を受けて、同社の株価は時間外取引で14%も急騰し、1株あたり190ドルとなった。 具体的な業績だが、売上はアナリスト予測の10億5000万ドルを上回り、前年同期比で77%増、前四半期比で16%増の10億8200万ドルを計上した。GAAP ベースの純利益は1株あたり1.17ドルで、アナリスト予測を11セント上回った。同四半期中に BlackBerry のサービス加入者数は、予想を6万人上回る120万人増加したという。 同社共同 CEO の Jim Balsillie 氏によると、今夏に BlackBerry の累計出荷台数が2000万台を超えるという。また同氏は電話会見の中で、強敵になると見込まれる iPhone について、Apple がリッチメディア対応を含む機能集約型の通信機器への関心を集めたことに対し、「これは (スマートフォン) 業界が是非にと願っていたこと」と歓迎の姿勢を示した。 同じくスマートフォン業界のライバル Palm (NASDAQ:PALM) も28日、第4会計四半期決算 (6月1日締め) を発表した。しかし同社の業績は振るわず、売上がアナリスト予測を下回る4億130万ドルとなった。また純利益は1540万ドルで、前年同期の2720万ドルに比べて大きく減じている。投資筋もこれを嫌気し、同日の時間外取引で同社の株価は値を下げた。Palm は2008会計年度第1四半期の業績見通しとして、売上が3億5500万ドルないし3億6500万ドル、非 GAAP ベースの利益が1株あたり7セントないし9セントになるという数字を示したが、こちらもアナリスト予測を下回るものだった。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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