カナダの通信大手 BCE を投資連合が485億ドルで買収へカナダの大手通信事業者 Bell Canada Enterprise (NYSE:BCE) は6月30日、教員年金基金の Ontario Teachers’ Pension Plan (OTPP) とその民間投資部門 Teachers’ Private Capital が率いる投資連合の買収案に同意したと発表した。電話、インターネット、ワイヤレス、衛星テレビのほか、テレビ局の CTV や『The Globe and Mail』誌などのメディア資産を所有する Bell Canada Enterprise (BCE) の買収額は485億米ドルで、最大規模の企業買収となる。
OTPP は、Providence Equity Partners や Madison Dearborn Partners と共同で、債務、優先株、少数株を含め、BCE のすべての株式を現金で買い取る予定だ。 買収はカナダの監督当局と BCE 株主による承認待ちの状態だが、BCE の株主所有権は、Teachers’ Private Capital が52%、Providence Equity Partners が32%、Madison Dearborn Partners が9%、その他カナダの複数の投資企業合計が7%となる。 投資連合は、BCE に対し1株あたり42.75カナダドルを支払う。BCE はその金額について声明の中で、売却の可能性が表面化する前の、2007年第1四半期における同社普通株の取引価格に40%のプレミアムを上乗せしたものだと説明している。 BCE では、2008年第1四半期に買収手続きが正式に完了すると見ている。 入札プロセスにおいて今回 BCE が公式に身売り先を発表したわけだが、BCE をめぐる買収合戦が必ずしも終了したとは言えない。同社が所有する Globe and Mail 誌のオンライン版では7月2日、カナダの通信事業者 Telus と企業買収を手がける米国の Cerberus Capital Management がなお BCE 買収に乗り出す選択肢について検討していると報じている。 関連記事 最新トップニュース
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