japan.internet.com
ファイナンス2007年7月20日 11:50
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大

BMC Software、IT プロセス自動化の新興企業 RealOps を買収

この記事のURLhttp://japan.internet.com/finanews/20070720/11.html
著者:Clint Boulton
海外internet.com発の記事
この1年間というもの、IT プロセス自動化に対する注目が非常に大きくなっているため、新興企業が現れても、バターを塗った甘いホットケーキが食べられるようにさっさと買収されてしまうだろう。その最初の例は、3月に行なわれた Opsware (NASDAQ:OPSW) による iConclude の買収だ。

そして、iConclude の競合相手だった RealOps も19日、BMC Software (NYSE:BMC) による買収に合意し、IT プロセス自動化 (ランブック自動化とも言う) を手がける新興企業の中で2番目に買収された企業となった。なお、買収額は明らかになっていない。

IT プロセス自動化は、コンピュータシステムで生じる変化にリソースを正しく適用してダウンタイムを回避する。この技術は、要求どおりにコンピュータシステムを稼動させ続け、IT 管理者の手間を大幅に削減することを目的としている。

今回の買収によって BMC の事業規模が拡大するわけではない。RealOps と BMC はすでに提携関係にあるためだ。両社は、IT 企業が IT プロセスの定義と自動化を実現できる運用自動化プラットフォームの統合パッケージを提供している。

今回の完全な合併によって、RealOps のソフトウェア『RealOps AutoPilot』と『RealOps AMP (Automation Management Platform)』プラットフォームが持つ、コンピュータ システムの問題解決、変更処理、およびサービス管理の自動化機能がさらに強化され、BMC の IT プロセス自動化プラットフォーム『BMC Remedy』において『BMC Atrium Configuration Management Database (CMDB)』を補完する役割を持つことになる。

AMP と Atrium CMDB との組み合わせにより、BMC Software は、サービスの中断を最小化し、問題の分析と解決を高速化することでビジネスサービスの可用性を高めたいと考えている。

問題へのすばやい対処や、業務や取引における最適な意思決定という面で企業を支援する管理ソフトウェアは競争の激しい市場だが、BMC Software は RealOps の買収によって、Opsware、IBM (NYSE:IBM)、Hewlett-Packard (NYSE:HPQ)、CA (NYSE:CA) などの企業に対する競争力を高めることができる。

この買収によって、Opalis SoftwareOptinuity は、IT プロセス自動化の市場で独立系企業として取り残されることにもなる。ただし、Opalis は BMC と緊密な提携関係にあり、『BMC Performance Manager』と連動する統合パッケージを開発している点で、今回の買収は興味深い。
japan.internet.comのウエブサイトの内容は全て、国際法、日本国内法の定める著作権法並びに商標法の規定によって保護されており、その知的財産権、著作権、商標の所有者はインターネットコム株式会社、インターネットコム株式会社の関連会社または第三者にあたる権利者となっています。
本サイトの全てのコンテンツ、テキスト、グラフィック、写真、表、グラフ、音声、動画などに関して、その一部または全部を、japan.internet.comの許諾なしに、変更、複製、再出版、アップロード、掲示、転送、配布、さらには、社内LAN、メーリングリストなどにおいて共有することはできません。
ただし、コンテンツの著作権又は所有権情報を変更あるいは削除せず、利用者自身の個人的かつ非商業的な利用目的に限ってのみ、本サイトのコンテンツをプリント、ダウンロードすることは認められています。

Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.