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Verizon Wireless が地方ワイヤレス市場に見込む価値は26億ドル以上AT&T (NYSE:T) が6月に、地方都市を中心に展開する移動体通信事業者 Dobson Communications (NASDAQ:DCEL) を28億ドルで買収すると発表し、今月には Sprint Nextel (NYSE:S) が Clearwire (NASDAQ:CLWR) と提携して、3億人のユーザーをカバーする『WiMAX』ネットワークを共同構築していくと発表するなど、ワイヤレス市場では業界大手によるサービス拡大戦略が活発化している。
今回の Verizon Wireless の動きも、こうした流れに沿ったものだ。同社は30日、やはり地方都市主体の移動体通信事業者 Rural Cellular (NASDAQ:RCCC) を買収することで合意に至ったと発表した。買収額は、現金と引受債務額を合わせて約26億7000万ドルになる。Verizon Wireless は、Verizon Communications (NYSE:VZ) と Vodafone (NYSE:VOD) の合弁移動体通信会社だ。 今回の買収により Verizon Wireless は、カバー人口470万人のワイヤレス アクセスポイントを獲得し、顧客基盤を70万人以上も増やすことになる。 さらに Verizon Wireless にとっては、Rural Cellular がサービスを展開している米国15州の地方市場で、Sprint や AT&T の手がつく前に顧客の取り込みを進めることが可能になる。Rural Cellular のワイヤレス ネットワークは、メイン、バーモント、ニューハンプシャー、ニューヨーク、マサチューセッツ、アラバマ、ミシシッピ、ミネソタ、ノースダコタ、サウスダコタ、ウィスコンシン、カンザス、アイダホ、ワシントン、オレゴンの各州に展開している。 Verizon Wireless 社長兼 CEO の Lowell McAdam 氏は、声明のなかで次のように述べた。「Rural Cellular のサービス地域が加わることで、これまで当社がほとんど、あるいはまったく手を広げていなかった地域にわれわれのサービスを拡大し、米国でもっとも信頼できるネットワークと幅広い通話/データ通信サービスを、Rural Cellular の『Unicel』サービスユーザーに提供することになる」 買収にともない、Rural Cellular の普通株主は1株あたり現金45ドルを受け取る。こちらの分の総額は7億5700万ドルだ。これは、Rural Cellular 株の過去10日の平均終値から計算すると、16%のプレミアムを上乗せした金額で、27日の終値31.88ドルと比べれば41%も高い値付けだ。また Verizon Wireless は、19億ドルにのぼる債務も引き受ける。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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