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EMC、子会社 VMware の IPO 価格を引き上げEMC (NYSE:EMC) は9日、仮想化技術子会社 VMware の新規株式公開 (IPO) 時の売出価格を引き上げるため、米証券取引委員会 (SEC) に書類を提出した。新たな売出価格として最高で1株あたり29ドルを見込んでいるが、実際の取引価格はそれよりもかなり高額になりそうだ。
当初、VMware 株の売出見通し価格は23ドルないし25ドルだったが、EMC はそれを27ドルないし29ドルへと引き上げた。早ければ14日に実施する可能性のある IPO では、3800万株の売却を予定しており、VMware の調達額は10億ドルに及ぶ可能性がある。また、同社の株式時価総額は100億ドルないし110億ドルになる見通しだ。 EMC は、2004年に VMware を6億ドルで買収した。その当時、VMware の年間売上は1億ドルに満たず、従業員数も300人だった。しかし現在、仮想化に対する関心の急激な高まりを受けて、同社の従業員数は3000人まで膨らみ、2006年の通期売上は前年比83%増の7億900万ドルとなった。 親会社の EMC が、2月に VMware の IPO 実施計画を発表して以来、株式市場は150ポイント上昇したかと思うと、翌日には200ポイント下落するといった、不安定なジェットコースター状態が続いている。 資産管理会社 Robert W. Baird & Co. のレポートによると、「当社の見込みでは、以前の VMware 株売出価格がひどく過小評価の数字だったことから、引き上げは当然と見ている (新たな価格も過小な金額だ)」という。 3800万株の売却後も、EMC は VMware の発行済み普通株の86%を持ち、議決権ベースでは98%の支配権を保つ。なお、Intel (NASDAQ:INTC) と Cisco Systems (NASDAQ:CSCO) も先ごろ VMware の一部株式を取得しており、この IPO に伴って相当な利益を得ることになる。
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