台湾のパソコン大手 Acer が米国の同業会社 Gateway 買収へ台湾のパソコンメーカー Acer は27日、米国の同業会社 Gateway (NYSE:GTW) を買収することで、両社が合意に至ったと発表した。買収額は1株あたり1.90ドルで、総額およそ7億1000万ドルとなる。また Gateway は同日、やはりパソコンメーカーの Packard Bell を買収すると発表しており、こちらは Acer による Gateway 買収前に手続きを終える見通しだ。
Acer によれば、Gateway の買収については、すでに両社の取締役会が全会一致で承認したという。ただし、買収を完了するためには、競争阻害を規制する『Hart-Scott-Rodino Act』や、対米投資を規制する『Exon-Florio』条項のほか、米国外の同様の法律に基づく規制当局の承認が必要となる。買収手続きの完了は12月の見通しだ。 Acer によれば、Gateway 買収により売上およびコスト面で「大きな」相乗効果が生じるという。会社の規模が大きくなることで、1台あたりの調達および部品コストが低減するほか、事務管理業務の統合による効率改善も、コスト削減につながるものと見られる。買収による相乗効果の価値は、少なくとも1億5000万ドルにのぼると Acer は見込んでいる。 一方 Gateway は、ヨーロッパのパソコンメーカー Packard Bell の親会社にあたる PB Holding Company の全株式を、Lap Shun (John) Hui 氏から購入するため、第1先買権を行使する意向を発表した。 Acer の会長 J.T. Wang 氏によれば、Gateway と Packard Bell を傘下におさめることで、複数のパソコンブランドを持つ年間売上150億ドルの会社となり、パソコンメーカー世界第3位の地位が確実なものになるという。Acer は年間パソコン出荷台数が、2000万台を超えると見込んでいる。 Wang 氏は声明のなかで、「Gateway と同社の強力なブランドを獲得することで、世界における Acer の地歩が瞬く間に完成する」と述べた。 なお Gateway によれば、同社は現在、米国における企業向け事業の売却について、第三者と協議中という。 関連記事 最新トップニュース
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